2025年3月6日(木)、認定NPO法人フローレンス主催「AI・デジタル活用でどう変わる?地域の孤独・孤立を解決する福祉DXの最前線セミナー」を開催します。本セミナーは、人口減少や「孤独・孤立」をはじめとする課題の深刻化に対応するため、AIなどのデジタル技術を活用した「伴走型支援」の重要性を広く発信するものです。国・自治体・民間団体・アカデミアの有識者が一堂に会し、最新の取り組みや課題を議論します。
<開催概要>
日時:2025年3月6日(木)19:00~20:30
形式:オンライン開催
参加費:無料
対象:全国の自治体及び議会関係者の皆さん
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本セミナーでは、内閣府特命担当大臣 三原じゅん子氏をはじめ、孤独・孤立対策推進室 参事官 松木秀彰氏、中央大学 教授 宮本太郎氏など、国の政策立案者や専門家が登壇し、孤独・孤立対策における AI・デジタル活用の展望について語ります。
また、地方自治体の先進事例として、山形市副市長・井上貴至氏より、認定NPO法人フローレンスが2024年7月に山形市より受託した、傾聴型生成AIと専門スタッフによる孤独・孤立相談チャット「つながりよりそいチャット」を紹介します。地域福祉の現場でAIがどのように活用されているのか、具体的な事例を通じて解説します。
さらに、長年孤独・孤立支援に取り組んできた認定NPO法人抱樸 理事長・奥田知志氏が、AIやデジタル技術を活用した支援の実践と課題を共有します。主催者、認定NPO法人フローレンスからはAIと人による相談支援の展望について語ります。
注目のセッション
パネルディスカッション:イベント後半では、登壇者による孤独・孤立対策におけるAI・デジタル活用の可能性と課題を議論します。
予定している議題
- AI・デジタル活用による支援の新たな可能性とは?
- 導入に向けた課題と解決策は?
- 国・自治体・民間・アカデミアが連携すべきポイントとは?
政策立案者・自治体関係者・支援団体の方々にとって、次の一歩を考えるヒントとなる貴重な機会です。ぜひご参加ください!
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登壇者紹介
内閣府特命担当大臣
三原じゅん子 氏
昭和39年9月13日東京都板橋区生まれ。平成22年7月参議院全国比例区にて初当選。厚生労働副大臣、内閣府大臣補佐官、参議院厚生労働委員長、環境委員長、消費者問題に関する特別委員長、政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員長、自由民主党女性局長(4期)、自由民主党二輪車問題対策PT座長、自由民主党婚活・ブライダル振興議員連盟会長、自由民主党HPVワクチン推進議員連盟幹事長、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟幹事長、自由民主党不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟副幹事長、自由民主党どうぶつ愛護議員連盟幹事長(事務局長)、自由民主党オートバイ議員連盟事務局長、自由民主党知的障がい者の明日を考える議員連盟幹事長、平成28年・令和4年7月参議院神奈川選挙区にて当選。
内閣府孤独・孤立対策推進室 参事官
松木秀彰 氏
【孤独・孤立対策推進室】社会全体のつながりが希薄化している中で、新型コロナの長期化によって、孤独・孤立の問題がより一層顕在化している。まさに現代の社会問題として、真正面から向き合うことが必要であるという考えのもと、2021年2月に孤独・孤立問題に取り組む、世界で初めての閣僚級ポストが設置された。ソーシャルメディアの活用、孤独・孤立の実態把握、孤独・孤立関係団体の連携支援の3つのテーマに関するタスクフォースを設置し、2022年2月には、国に孤独・孤立対策官民連携プラットフォームを設置し、NPO等の支援団体、民間企業、学識経験者、行政が一体となって取り組みを進めている。
中央大学法学部 教授
宮本太郎 氏
中央大学法学部教授。北海道大学名誉教授。1958年生まれ。中央大学法学研究科博士課程修了。福祉政策論専攻。内閣府参与、総務省顧問、社会保障審議会委員、社会保障制度改革国民会議委員、男女共同参画会議議員など歴任。現在、地域共生社会の在り方検討会議座長、孤独・孤立対策の在り方に関する有識者会議委員、『月刊福祉』編集委員長など。単著に『貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ』朝日新聞出版、『共生保障 「支え合い」の戦略』(岩波新書)、『生活保障 排除しない社会へ』(岩波新書)等多数。
山形副市長
井上貴至 氏
昭和60年大阪生まれ。平成20年総務省入省。平成27年4月から自ら提案した地方創生人材支援制度の第1号で鹿児島県長島町に赴任。令和3年7月から山形市副市長。官民連携の取組でローカルから日本をアップデートする。共著に『ソーシャルパワーの時代ー「つながりのチカラ」が革新する企業と地域の価値共創(CSV)戦略』『飛び出す!公務員:時代を切り拓く98人の実践』。
認定NPO法人抱樸 理事長
奥田知志 氏
1963年生まれ。関西学院大学神学部修士課程、西南学院大学神学部専攻科をそれぞれ卒業。九州大学大学院博士課程後期単位取得。1990年、東八幡キリスト教会牧師として赴任。同時に、学生時代から始めていた「ホームレス支援」に、赴任地の北九州でも参加。事務局長等を経て、北九州ホームレス支援機構(現抱樸)の理事長に就任。これまでに3700人以上のホームレスの人々の自立を支援。その他、共生地域創造財団代表理事、全国居住支援法人協議会共同代表、国の審議会等の役職も歴任。第19回糸賀一雄記念賞受賞など多数の表彰を受ける。NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」にも2度取り上げられ、著作も多数と広範囲に活動を広げている。
著書:「『逃げおくれた』伴走者」(本の種出版)、「助けてと言える国へ」(茂木健一郎氏共著・集英社新書)、「ユダよ、帰れ」(新教出版社)、「伴走型支援」(有斐閣)等。
認定NPO法人フローレンス 会長
駒崎 弘樹
1979年生まれ。慶應義塾大学卒業後、病児保育問題の解決を目指し、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の共済型・訪問型病児保育サービスを開始し、共働きやひとり親家庭を支援。2010年からは待機児童問題に取り組み、空き住戸を活用した「おうち保育園」を展開。2015年度には政府の子ども・子育て支援新制度で小規模認可保育所として制度化され、全国へ拡大。2022年より、「子育て家庭の孤立」を解決するため、デジタルとリアルを組み合わせた「ハイブリッドソーシャルワーク」事業を開始。誰もが支援を受けながら子育てできる社会の実現を目指し、活動を展開している。
地域の孤独・孤立問題 AI・デジタルが支える新たな支援の形を、一緒に考えませんか?
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本セミナーはオンラインでの配信となります。
お申し込みいただいた方に別途参加URLをお知らせします。
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https://x.gd/uujD0
◆認定NPO法人フローレンスについて
こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは未来を担うこどもたちを社会で育むために、事業開発、政策提言、文化創造の3つの軸で、社会課題解決と価値創造をおこなう国内最大規模のNPO法人です。
日本初の訪問型・共済型病児保育事業団体として2004年に設立し、ひとり親支援とこどもの貧困防止、こどもの虐待や親子の孤立防止、障害児家庭支援など、日本のこども・子育ての領域で総合的な活動をおこなっています。
2015年度に「小規模認可保育所」として国策化された「おうち保育園」をはじめとする保育事業、障害児家庭に保育や支援を届ける「フローレンスの障害児保育・支援」、こどもの虐待問題解決のため「フローレンスのにんしん相談・赤ちゃん縁組」、こどもの貧困を解決する「こども宅食」などの取り組みを全国に広め、たくさんの仲間と共に、社会に「新しいあたりまえ」をつくることを目指しています。
?フローレンスコーポレートサイトURL: https://florence.or.jp/