釣りや魚のつかみ取りをしながらビールなどのドリンクを楽しめる「Fishing Beer Garden2022」が現在、「笹谷高原荘」（山形市関沢、TEL 023-629-2414）で行われている。

タルタルMASUバーガー

　1952（昭和27）年に東根市で養鱒（ようそん）業として創業した同店。現在の場所には、1955（昭和30）年に移転し、1961（昭和36）年から釣り堀の営業を開始した。現在は、魚料理や定食、そばなどを提供する飲食店とニジマスやイワナを釣ることができる釣り堀を併設し営業している。

　同イベントは、ビールを含むアルコールの飲み放題と、本格的な釣り体験を手ぶらで同時に楽しんでもらう企画として、2019年にスタートした。同社営業部長の平澤真彦さんは「自分がビール好きなため、飲みながら釣りができれば楽しいのではないかと考えたのがきっかけ」と話す。

　昨年と一昨年は、新型コロナウィルスの影響で開催を見送ったが、今年7月15日から3年ぶりに開催している。前回は予約制だったが、今回は予約不要。子どもが魚のつかみ取り体験をできるミニプールも設置した。

　料金は、釣り堀の利用にソフトドリンクの飲み放題が付いて90分＝2,200円（小学生以下は大人同伴で半額）。ビールやサワーなどのアルコール飲み放題付きは90分＝3,850円で提供する。釣った魚は、ニジマス＝242円、イワナ＝264円（以上、100グラムの価格）で販売。調理する場合は、塩焼きやフライは110円、刺身やバーガーは440円を別途もらう。テイクアウトの場合は価格が異なる。

　平澤さんは「親子連れのお客さまには、子どもも安全に水遊びできる場として好評。屋外の広々とした空間で、自然とふれあいながら、くつろいでもらえれば」と話す。

　営業時間は10時～17時。火曜定休。