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山形・上山で吹奏楽合同練習会 参加者募集、「ブランクあっても気軽に」

(左から)「Slow Life Brass」主催者の相田さん、指揮者の竹谷さん、実行委員長の松田さん

(左から)「Slow Life Brass」主催者の相田さん、指揮者の竹谷さん、実行委員長の松田さん

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 二日町プラザ(上山市二日町)で5月15日、50歳以上の元吹奏楽部員を対象にした吹奏楽イベント「Slow Life Brass(スローライフブラス)」の第1回合同練習会が行われた。

「Slow Life Brass」合同練習会の様子

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 同イベントは上山市在住の相田淳一さんが主催。相田さんは「学生時代に吹奏楽部に所属していたが、社会人になってからは仕事などの関係で続けられていないという方も多い。昔を懐かしみながら、吹奏楽の合奏ができる場を提供できないかと考え企画した」と話す。

 合同練習会では、1971(昭和46)年の全日本吹奏楽コンクール課題曲で齋藤高順作曲の「行進曲『輝く銀嶺(ぎんれい)』」や、ジム・アンディ・カウディル作曲の「バンドのための民話」などを練習した。相田さんは「合奏を楽しむことを目的としているが、聴いていただける場があることが練習の励みになると考え、発表会も予定している」と説明する。

 参加者から選出された同イベント実行委員長の松田大輔さんは「社会人向けの吹奏楽団もあるが、楽器のブランクがあるほど参加する敷居は高いと思う。今回の参加者の中にも、楽器を持つのが久しぶりだという人もいるが、まずは気軽に参加できるようにしていければ」と話す。

 参加条件は、同イベントの趣旨と目的に賛同し、学生時代に吹奏楽部に所属していた50歳以上の人で楽器を持参できること。相田さんは「仕事や子育てが一段落した人に参加いただければと思い50歳以上としているが、実行委員として運営にご協力いただける方は50歳未満でも参加を受け付けている。興味のある方は、ぜひ参加していただければ」と呼びかける。

 発表会は東ソーアリーナ(山形市蔵王松ケ丘2)で10月16日に行われる。合同練習会は発表会までに毎月1回のペースで行い、第2回は6月19日。第2回からは子連れで参加した人が子どもを預けられる「キッズルーム」も開設する。

 参加費は1万円。参加の申し込みや問い合わせはホームページで受け付ける。

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