ドライフラワーの製造や加工を行う「サンカ」の直営店「sanka(サンカ)」(山形市西田3、TEL 023-645-5369)が1月30日、オープンする。
同店は県内初となるドライフラワー専門店で、アジサイやカスミ草、スターチス、バンクシアをはじめ、アフリカ産のワイルドフラワーなど常時約100種類のドライフラワーが並ぶ。切り花を1本から販売するほか、ブーケやスワッグ、リース、ドライフラワーをガラス製のボトルに入れた「ボトルフラワー」や「ハーバリウム」も取り扱う。
同店の後藤貴之社長は「新鮮な生花を仕入れて、すぐに乾燥し店頭に並べられるので色の綺麗なドライフラワーが提供できる。製造工場直営だから低価格での販売が可能」と話す。切り花(300円~)、ブーケ、スワッグ、リース(1,000円~)は予算に合わせたオーダーにも対応。予約は2日前まで。
オープンのきっかけは「新型コロナウイルスの影響により、デパートや百貨店などが相次いで休業し、主力商品のボトルフラワーの売上が減少した。このままコロナの終息を待つよりも、自ら動いて好転させようと考えた」と後藤さん。ドライフラワーの楽しさを伝えるワークショップや飲食店などとのコラボも構想中だという。
後藤さんは「誕生日やプロポーズ、結婚記念日などの記念日に、『カタチ』と思い出に残る贈り物としてドライフラワーを楽しみながら活用していただけたらうれしい。自社だけでなく、生産農家や市場、生花店などの関係者全員が盛り上がることを願っている」と笑顔を見せる。
営業時間は13時~19時。日曜定休。