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蔵王温泉スキー場で「テントサウナ」体験イベント 宿泊者向けに企画

蔵王温泉スキー場で行われたイベント「湯Bar Eats」の様子

蔵王温泉スキー場で行われたイベント「湯Bar Eats」の様子

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 蔵王中央ロープウェイ(山形市蔵王温泉)駐車場で1月22日・23日、イベント「湯Bar Eats」が行われた。

設置されたテント型サウナ

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 蔵王温泉の高湯通りで温泉グッズ店「高湯堂」を営む「レーベルリンク」と有志が主催。イベントでは、まきを熱源に最大で室温120度になるテント型サウナを2張り設置したほか、山形市内のキッチンカーや地元飲食店などが出店した。

 レーベルリンクの竹直也さんは「蔵王温泉には夕食を食べられる店が限られているため、ここ数年は外国人観光客の増加などを背景に、夕食難民になる宿泊客が増えていた。1年半ほど前から蔵王温泉の有志で飲食もできるイベントの開催などを構想しており、今回試験的に行った」と話す。

 テントサウナの設置については「最近、日本国内にも浸透し始めていることもあり、イベントの活性化につながればと考え設置した。新型コロナウイルスの感染対策として、一人や、一緒に宿泊している家族やグループでの利用に制限した」と続ける。

 イベントには2日間で延べ約114人が参加。来場者からは、「テント型サウナは初めての体験だったがとてもよかった」「真冬の野外サウナが斬新だった」「宿での夕食後に立ち寄ったが、おいしそうなものばかりで、食べすぎてしまった」などの感想が上がった。

 竹さんは「コロナ禍ということで、大々的な広報はせずに、宿泊されている方を対象にイベントを行ったが、参加者の満足度はとても高かった。今後につなげていきたい」と話す。

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