山形大生が今年2月にオープンしたカフェバー「レイブンクロー」(米沢市中央1、TEL 0238-27-7716)で12月14日、「第2回 ガクセン Job Fight in 山形」が行われる。
山形大学3年のスレーマン鈴木ケンさんがオーナーを務める同店。鈴木さんは、同大が展開する起業家育成事業「EDGE-NEXT(エッジネクスト)」を受講し経営の基礎などを学んだ後、昨年より起業に向け準備を進め今年2月13日にオープンした。
鈴木さんは「米沢で気軽に集まれる場所を作りたいと思いオープンした。学生と社会人が接点を持つ場所となり、就職のきっかけや新たな活動が生まれる機会につなげていければ」と話す。
今回行われるイベントは2部構成で、第1部は飲食店を中心にウェブサポートを行うActsDesignHaus(東京都渋谷区)の代表・圷ユウキさんを迎えた講義、第2部は5社程度の企業との座談会を予定し、イベント終了後には懇親会も行われる。
鈴木さんは「就職活動の状況を考えると、地方の学生は首都圏に比べ、面接や説明会に参加するにも交通費などの経費や時間の負担が大きく環境に格差がある。レイブンクローが、企業と学生が交流する場所になることで就労機会の改善につなげたい。地元の魅力的な企業についても、学生側が知る機会をつくり、地元定着を促進できれば」と話す。
「第2回 ガクセン Job Fight in 山形」は大学生が対象。開催時間は13時~18時。参加無料。申し込みは同店で受け付け、締め切りは今月29日。レイブンクローの営業時間は19時30分~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。火曜定休。