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山形・上山市の共同浴場を会場に芸術祭 東北芸術工科大学生が企画

稲井佑羽さんの作品「ゆうあいちゃん」をかぶる「かまのやまフロエンナーレ」企画者の坂本彩奈さん

稲井佑羽さんの作品「ゆうあいちゃん」をかぶる「かまのやまフロエンナーレ」企画者の坂本彩奈さん

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共同浴場を活用した芸術展「かみのやまフロエンナーレ」が10月30日、最終日を迎えた。

10月27日の新丁共同浴場の湯船には柿が設置された

 東北芸術工科大学4年の坂本彩奈さんが企画立案し、上山市公衆浴場連絡協議会が共催。フロエンナーレとは、イタリア語で「~年ごと」という意味の「エンナーレ」と「風呂」を掛け合わせた造語で、「風呂ごと」という意味が込められている。

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 会場となったかみのやま温泉の二日町共同浴場(上山市二日町5)、下大湯共同浴場(十日町9)、新丁共同浴場(新丁7)の2階休憩室には、上山市にゆかりのあるアーティストや東北芸術工科大学生、上山市立南中学校・宮川中学校の生徒らが制作した絵画やオブジェ、彫刻などの美術作品を展示。湯船や脱衣所に季節のフルーツや花などを飾ったほか、市内特産品の販売やヨガ体験、共同浴場と周辺店舗を巡るスタンプラリーなどを展開している。

 坂本さんは「共同浴場を通して、街の人の流れを作り、地域との触れ合いを楽しんでもらいたかった。開催までは不安だったが、さまざまな年代の方が展示作品を見て楽しんでいる様子を見てほっとしている」と手応えを話す。