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山形市で宮城県桂島の特産品販売 震災きっかけに交流続く

振る舞われた焼きがき

振る舞われた焼きがき

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「東部地区文化祭」が10月27日~28日、東部公民館(山形市小白川町2)で行われ、28日は宮城県塩釜市桂島との友好交流として、焼きガキの振る舞いや特産品の販売が行われた。

宮城県漁業協同組合塩釜浦戸支所桂島カキ部会長の内海春雄さん

 宮城県塩釜市桂島は、日本三景・松島の島々の一つ。東部地区文化祭での桂島友好交流は2014年からスタートし今年で5回目となる。東部公民館の近隣にある山形大学の有志学生教職員が、東日本大震災の復興支援で桂島に訪れたのをきっかけに、山形市東部地区との交流が始まった。同文化祭への参加のほか、同地区住民が桂島に訪問するなどし、友好を深めている。

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 2011年の東日本大震災直後から桂島に入り、山形市東部地区との交流をコーディネートしてきた大正大学地域創生学部の福島真司教授(山形大学特任教授)は「小学生の頃の遠足で桂島を訪れたことがあるという60代以上の方も多い。震災を機に再び交流が生まれ、このように続いているのは大変うれしいこと」と話す。

 今年の文化祭では、焼きがき200個が振る舞われたほか、生カキやかき汁、のりや穴子の加工品などが販売された。塩釜市でフィールドワークを行っている大正大学の学生が制作した桂島紹介パンフレットや、今年12月に始まるカキ通販のチラシも配布された。

 宮城県漁業協同組合塩釜浦戸支所桂島カキ部会長の内海春雄さんは「震災をきっかけにこのような交流が続くのはうれしい。年に一度の文化祭は、山形市の方に広く桂島を知っていただく機会。今後も、こういったつながりを大切にしていきたい」と話す。