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山形でスマートデザインプロセス展 製品開発のプロセスを公開

山形でスマートデザインプロセス展 製品開発のプロセスを公開

「スマートデザインプロセス展」会場の様子

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 山形市のミュージック昭和の2階、「anori」(山形市あこや町2)ショールームで3月25日、「スマートデザインプロセス展」が始まった。

非常食と時計が一体となった「もしもクロック」

 山形県工業技術センター(山形市松栄2、TEL 023-644-3222)のデザイングループが、県内のものづくり企業4社と共同研究した製品開発の成果を紹介する同展。

日々の暮らしの「いつも」と、万が一の災害などの「もしも」をつなぐデザインとして、日経デザインが提唱した「スマートデザイン」をコンセプトに、2014年から2年間にわたり開発に取り組んだ。

 同センターの大場智博研究員によると、「より特徴的な商品を開発したい」と考えながらも、製品開発の糸口を見つけられず悩みを抱える企業が多いことから、同センターが中心となり、ニーズの発見、アイデア展開、試作と検証を重ねる「デザインシンキング」の手法を採用し、製品ができるまでのプロセスに重点を置いたという。

 「非常食の賞味期限を忘れないようにしたい」というニーズから生まれた「もしもクロック」は、チョコレートの形をした時計の裏に非常食の板チョコが1枚収納できるというもの。毎日目にする時計と非常食が一体となることで、忘れがちになっていた「備える」という意識をさりげなく想起させてくれるという。

 普段は花瓶としての役割を持つ「もしもキャンドル」は、裏返すとろうそくが現れる。とっさのときに見つからないろうそくも、普段から部屋に置いておくことができる。時計と花瓶は、4月からの発売が決定している。

 同展ではこのほか、3Dプリンターで作成した照明の試作品など4点を展示。完成に至るプロセスをパネルで紹介する。通常の製品発表会では見ることのできない開発の裏側を見られることが、大きな見どころという。

 大場さんは「1人でもんもんと考えていても出てこないようなアイデアが詰まっている。デザインシンキングの手法は参加企業の今後の製品開発に役立つもの。研究会は本年度で終了するが、興味のある企業があれば、工業技術センターまで気軽に相談に来てほしい」と話す。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。4月4日まで。

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