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山形・河北町の青果店に「ずんだ白玉サンド」 フルーツサンドから派生

「ずんだ白玉サンド」などを手にアピールするクラッカーの店主・佐藤茂実さん

「ずんだ白玉サンド」などを手にアピールするクラッカーの店主・佐藤茂実さん

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 河北町役場向かいの青果店「クラッカー」(TEL 0237-73-3842、西村山郡河北町谷地己)が3月19日、「ずんだ白玉サンド」の販売を始めた。

クラッカーで販売している「ずんだ白玉サンド」と「フルーツサンド」

 昭和初期に創業し、野菜や果物を中心に酒や菓子なども取り扱う同店。2011(平成23)年からは、店頭でチョコバナナを販売し人気を集めている。店主の佐藤茂実さんは「チョコバナナは、東日本大震災の炊き出しで生産したことを機に、店でも取り扱うようになった」と説明する。2014(平成26)年ごろからは、従業員同士でデコレーションを競うようになり、現在は「チョコバナナはアートだ」とうたい、有名アニメ作品をモチーフにしたデザインのチョコバナナなどを販売している。

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 同店では今年2月からフルーツサンドの販売を始めた。佐藤さんは「デコレーションしたチョコバナナを販売するに当たり、菓子製造業の営業免許を取得していた。フルーツサンドが流行しているのを知り、店で取り扱っている新鮮な果物をサンドしたらお客さまに喜んでいただけるのではないかと思い、試作を経て店頭に並べた」と経緯を説明する。

 フルーツサンドは、山形のタウン情報誌などでも紹介され、町外から買い求めに訪れる人がいるほどの人気だという。現在は佐藤さんが市場に仕入れに行く前の朝4時ごろや昼前、夕方にも製造している。これまでに約40種類を販売しており、店頭には常時10数種類が並ぶ。フルーツサンドは販売開始後も試作を重ね、ホイップクリームは当初とは違うものを使っているという。

 「ずんだ白玉サンド」は佐藤さんの妻の発案。ずんだとは枝豆をすり潰した餡(あん)のことで、同商品では、ずんだ、ホイップクリーム、白玉を薄切りの食パンでサンドしている。佐藤さんは「今使っているホイップクリームを試食した際に、妻から団子とも相性が良さそうだと提案があった。ずんだは私が好きということもあり、3月上旬から試作を始めた」と話す。

 同商品には山形県産秘伝豆のずんだを使っている。「味だけではなく、白玉が見える断面にできないかなど見た目にもこだわり試作を重ねたが、包丁にくっついてしまうため断念した」という。

 「食べると、たっぷりとサンドしたずんだの中から白玉が顔を出す。味の相性もよく評判は上々」と佐藤さん。「今後はさくらんぼのフルーツサンドなども考えている。青果店の長所を最大限生かしながら、お客さまに喜んでいただける商品を開発していきたい」と意気込む。

 「ずんだ白玉サンド」やフルーツサンドは全種類2切セットで480円。営業時間は9時~19時(日曜・祝日は18時まで)。水曜定休。

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