プレスリリース

NDソフトウェア、H.C.R.2026来場学生の就職意識調査を実施

リリース発行企業:エヌ・デーソフトウェア株式会社

情報提供:

エヌ・デーソフトウェア株式会社(本社:山形県南陽市、代表取締役社長:松山 庸哉、以下「NDソフトウェア」)は、2026年10月7日(水)から9日(金)まで東京ビッグサイトで開催された「第53回 国際福祉機器展 H.C.R.2026」において、当社ブースに来場した学生178名を対象に「福祉分野への就職に関する意識調査」を実施いたしました。
本調査は、将来の福祉現場を担う学生の声を把握することを目的としています。当社ブースへの来場者に限定した調査であり、業界全体を代表するものではありませんが、現場を目指す学生の実感として、その結果をご報告いたします。

当社は「誰もがすこやかに暮らせる社会の実現のために」というパーパスのもと、介護・福祉分野の業務を支援するソフトウェア開発を行っております。主力製品である「ほのぼの」シリーズは、全国72,300を超える事業所で活用され、介護現場の業務効率化と質の向上に貢献しています。

■調査概要

- 調査名     H.C.R.2026 来場学生の就職意識調査
- 調査期間    2026年10月7日(水)〜9日(金)
- 調査対象    第53回 国際福祉機器展H.C.R.2026 当社ブース来場学生
- 回答者数    178名(1〜2年生117名/最終学年・就職活動中61名)
- 調査方法    ブース内タブレットによる選択式アンケート

調査結果サマリー

本調査では、学年・専攻分野・就職意欲の3つの切り口で回答を分析しました。その結果、以下の4点が明らかになりました。
- 介護・福祉を学ぶ1〜2年生の8割が、福祉分野への就職を希望している
- 学ぶ分野によって就職先に求めるものが異なる。介護在宅系は「職場の雰囲気」が「給与水準」を24ポイント上回った
- 就職を強く希望する学生ほど、待遇より職場環境を重視する傾向がある
- 学ぶ分野によって、展示会で足を止める場所が明確に分かれる




1. 介護・福祉を学ぶ1〜2年生の8割が、福祉分野への就職を希望



卒業後の福祉・介護分野への就職について、「強く希望する」「ある程度希望する」と回答した学生は全体の61%でした。
学年別に見ると、1〜2年生では介護施設系を学ぶ学生の80%、障がい福祉を学ぶ学生の84%が就職を希望しています。学びはじめの段階で、多くの学生が福祉の現場を志していることがうかがえます。
一方、最終学年・就職活動中の学生では、それぞれ62%、56%となりました。
この変化は、必ずしも福祉分野への関心が薄れたことを意味するものではないと考えられます。就職活動を通じて、学生は福祉以外の業界にも触れ、進路の選択肢を広げていきます。学年が上がるにつれて志望業界の視野が広くなることは、自然な過程とも言えます。
ただし、介護施設系を学ぶ最終学年の学生のうち21%が「希望しない」と回答した点は、業界として受け止めるべき結果です。学んできた分野に進まない理由は本調査では尋ねておらず、今後明らかにすべき課題だと考えています。
なお、医療を学ぶ学生は1〜2年生53%、最終学年45%と、もともと福祉・介護分野への就職希望が低く、学年による変化も小さい結果となりました。
2. 学ぶ分野によって、就職先に求めるものが変わる



就職先に求める条件を学んでいる分野別に見ると、明確な違いが現れました。
介護在宅系を学ぶ学生は「職場の雰囲気」を86%が挙げ、「給与水準」の62%を24ポイント上回りました。障がい福祉では75%対64%、介護施設系では68%対63%と、福祉・介護に近い分野ほど職場環境を重視する傾向が見られます。
一方、医療を学ぶ学生は「給与水準」66%が「職場の雰囲気」53%を上回り、4分野のなかで唯一、待遇が優先されました。
訪問介護のように一人で現場に向かう働き方では、事業所の雰囲気が日々の仕事に直結します。学生がそれを見据えている可能性があります。
3. 就職を強く希望する学生ほど、待遇より職場環境を重視する



就職希望の度合い別に見ると、さらに傾向がはっきりします。
「強く希望する」と回答した50名では、「職場の雰囲気」56%が「給与水準」52%を上回りました。4つの区分のうち、この層だけが逆転しています。
「迷っている」56名では給与64%、雰囲気62%、勤務地57%、福利厚生52%と、すべての項目が高く出ました。条件を総合的に見て判断している様子がうかがえます。
「希望しない」13名では給与69%が突出し、職場の雰囲気は46%と最も低くなりました。
就職を強く希望する学生には職場の空気を、迷っている学生には具体的な条件を。伝えるべき内容が、学生の状態によって分かれていることを示す結果です。
4. 学ぶ分野によって、足を止める展示が違う



展示会で特に興味を持った展示を尋ねたところ、全体ではリハビリ機器40%、介護ソフト・記録システム37%、移動機器31%、介護ロボット28%の順となりました。
これを分野別に見ると、関心の向かう先が明確に分かれます。医療を学ぶ学生はリハビリ機器58%が最多で、介護ソフトは23%にとどまりました。対して介護施設系では介護ソフト53%、障がい福祉では54%がそれぞれ最多となっています。
また、介護ソフト・記録システムに興味を示した学生は、就職を希望する割合が75%でした。興味を示さなかった学生の53%を22ポイント上回ります。
機器は目に見えて動くため、進路を決めていない学生の足も止まります。一方、記録システムは働く場面を具体的に想像できなければ関心が向きにくい。この差が表れたものと考えられます。
全体を通じた考察
今回の調査から、学生は一様ではなく、学年・学ぶ分野・就職意欲によって関心や重視する条件が大きく異なることが分かりました。
特に福祉・介護分野への就職意欲が高い学生ほど、「給与」以上に「職場の雰囲気」や働く環境を重視する傾向が見られました。
学びはじめの段階では、多くの学生が福祉の現場を志しています。人材確保が業界共通の課題となるなか、その志を就職活動の段階を通じて持ち続けていただくためには、待遇面の訴求だけでなく、職場の文化や人間関係、育成環境を可視化し、学生へ具体的に伝えていくことの重要性が示唆される結果となりました。

今後の展望

NDソフトウェアは、今回の調査結果を介護・福祉事業所の採用活動を支援する情報として提供してまいります。
また、学生が職場環境や働きやすさを重視していることを踏まえ、ICT活用による業務負担の軽減、生産性向上、職員が利用者支援に集中できる職場づくりを支援してまいります。
今後も福祉業界全体の魅力向上に貢献し、人材の確保と定着を支援するための製品開発と情報発信に努めてまいります。

【エヌ・デーソフトウェア株式会社について】




山形県南陽市に本社を置く、福祉・医療関連オリジナルソフトウェアの開発、販売、保守サービスを行う企業です。主力製品である「ほのぼの」シリーズは、介護・福祉施設向けソフトウェアとして国内トップクラスのシェアを誇り、介護現場の業務支援を通じて社会貢献を目指しています。

【会社概要】

社名: エヌ・デーソフトウェア株式会社
所在地: 〒992-0479 山形県南陽市和田3369
代表: 代表取締役社長 松山 庸哉
設立: 2018年12月20日(創立1979年9月)
資本金: 1億円(2023年3月31日時点)
株主: SOMPOホールディングス株式会社(100%)
事業内容: 福祉・医療関連オリジナルソフトウェアプロダクトの企画・開発・販売およびソフトウェア運用支援・ソフトウェア保守サービス。自社開発福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼの」シリーズの販売および運用サポート。
URL: https://www.ndsoft.jp/

■商標に関する表示

本通知に記載されている会社名、システム名、製品名は、各社もしくはエヌ・デーソフトウェアの登録商標または商標です。