ご当地落語2024 オリジナル写真集
地元落語協議会では、地域の魅力から新たな落語を創作する「ご当地落語」プロジェクトを行なっている。2021年には山形と福島の5温泉地に落語家が滞在し、全24席の新作落語を創作し、落語会を行なった。2022年には宮城県や長崎県などでご当地落語を創作、落語会を行なった。
2024年は、これまでにできた「ご当地落語」を演者を変えて披露。山形・福島・宮城の旅館を会場に全6箇所・計11回の落語会を開催した。また、オンラインでの生配信も行い、全国の落語ファンにご当地の魅力を発信した。
ご当地落語2024 チラシ
この度、ツアー中の様子をまとめた写真集が完成した。
撮影は、落語会の撮影を多く手がける写真家の武藤奈緒美。
武藤奈緒美 インスタグラム
落語会のみならず、会場周辺でのオフショットも含め、落語家の個性に迫る作品となった。
A6サイズ ・ 48ページ ・ 4,500円(税込)
「3年前に噺のネタになった場所を今回は別の落語家が訪れる様子や、ご当地の紅葉や雪景色を背景に着物姿で闊歩する様子を、たくさん写真におさめました。 時にほんわかモード、時にハードモードな彼らの姿と、背景に写るご当地の魅力を存分に楽しめる一冊になっているかと思います。 ご当地落語2024の記念として、またのちのちご自身が旅をするときのガイドブックとして、お手元に是非お招きください。」 フォトグラファー 武藤 より
ご当地落語 オリジナル写真集
■写真家紹介
〈フォトグラファー〉 武藤 奈緒美茨城県日立市出身。大学卒業後、フォトスタジオやフォトグラファーのアシスタントを経て2001年頃独立。2003年、雑誌の江戸時代企画に撮影で関わったのがきっかけで落語を知り、その後の撮影で関わることになり、今にいたる。人物にまつわる撮影が好き。趣味は読書。
■落語家紹介
〈落語立川流 真打〉立川 志獅丸2002年5月立川志らくに入門。前座名を「らく太」。2012年4月二つ目に昇進し「志獅丸」に改名。2014年3月第13回さがみはら若手落語家選手権初出場初優勝。2019年7月令和初の立川流真打に昇進。Bリーグ「ALVARK TOKYO」の番組など、ラジオパーソナリティも務める。
〈落語協会 真打〉鈴々舎 馬るこ2003年鈴々舎馬風に入門。2013年NHK新人演芸大賞受賞。2017年真打昇進。「笑点」若手大喜利メンバー。ラジオパーソナリティ。企業落語制作請負人。真打昇進直後より、鈴本演芸場、新宿末広亭、池袋演芸場でトリを務める。古典落語に現代的センスを取り入れた爆笑落語で活躍中。
〈落語芸術協会 ニツ目〉桂 竹千代千葉県旭市観光大使。2011年明治大学大学院古代日本文学専攻修士課程修了。2011年7月、桂竹丸に入門、前座「竹のこ」。2015年9月、二ツ目昇進、「竹千代」。2019年3月、第18回さがみはら若手落語家選手権優勝。資格・文学修士(マスター)、学芸員、温泉ソムリエ、神社検定1級。大学・大学院で古代史を学んだ「古代史マスター落語家」として活動。著書:『落語DE古事記』幻冬社2019
〈落語立川流 ニツ目〉立川 志ら門2013年11代目桂文治に入門。(桂しゃも治)その後破門。2014年立川志らくに入門。破門された過去から破門(立川志ら門)となる。2018年二ツ目に昇進。2019年師匠の逆鱗に触れ前座に降格。2020年二ツ目に復帰。ワタナベエンターテイメント所属。
〈落語協会 ニツ目〉柳家緑助2013(平成25)年3月16日柳家花緑に入門。2015年1月21日前座となる。前座名「緑助」。2018)年11月1日二ツ目昇進。趣味は深夜ラジオリスナー。
〈落語芸術協会 ニツ目〉柳亭 信楽2014年6月 柳亭楽輔に入門「楽ちん」。2018年8月中席より二ツ目昇進「信楽」となる。2021年11月 ご当地落語「土湯温泉」
YUMORI ONSEN HOSTEL賞。2021年12月 ご当地落語「赤倉温泉」文化庁賞。2023年 渋谷らくご創作大賞2023 受賞。
特技:洋楽カラオケ(クイーン他)。学歴:慶應義塾大学商学部卒業。元気な時でも「体調悪そうだね。」と言われる逸材。
〈落語立川流ニツ目〉立川 かしめ25歳で脱サラし、広告代理店営業から落語家へ転身。立川志らく門下立川こしらの弟子となる。厳しい立川流の修行を経て2020年4月に二つ目に昇進。コロナ禍にも負けず披露興行を落語界で初めて配信で行う。現在はYouTubeはじめ様々な配信媒体にて活動を広げている。落語だけでなく、MCや司会など幅広く活躍中。
〈落語立川流ニツ目〉三遊亭 萬丸埼玉県鴻巣市出身。明治学院大学心理学部心理学科を4年半かけて卒業後、2016年2月四代目三遊亭萬橘に入門「まん坊」。2019年11月二ツ目昇進 「萬丸」。特に目立ったことはしないけれども、常にそこにいる人を目指し活動中。
■撮影地紹介
- 宮城県 仙台市 (ビジネス旅館さとや)
- 山形県 小野川温泉 (鈴の宿 登府屋旅館)
- 山形県 赤倉温泉 (三之亟)
- 福島県 岳温泉 (お宿 花かんざし)
- 福島県 土湯温泉 (YUMORI ONSEN HOSTEL・山水荘)
- 福島県 芦ノ牧温泉 (大川荘)
地元落語協議会
山形県米沢市小野川町2493
電話 0238-32-2611