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山形にボルダリングジム 世界チャンピオンのクライミング公開も

ボルダリングジム「FLAT BOULDERING」の内装

ボルダリングジム「FLAT BOULDERING」の内装

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 JR北山形駅近くに4月18日、ボルダリングジム「FLAT BOULDERING(山形市北町2)」がオープンする。

店主の平松幸祐さん

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 クライミングスポーツのボルダリングが楽しめる同ジム。店舗面積は約250坪。クライミングスペースは約140坪。店主の平松幸祐さんが、以前パッケージ会社の倉庫として使われていた場所を改装してオープン準備を進めてきた。

 平松さんは神奈川県川崎市出身。川崎市でボルダリングジムを経営する会社の管理職を務めていたが、「現場でお客さまとのつながりを大事にしたい」との思いから、妻の地元である山形でボルダリングジム設立を決めたという。「山形の自然がアウトドアライフに向いていることにも魅力を感じ、今年1月から本格的に山形での運営準備に取りかかった」と平松さん。

 平松さんは、現在日本で4人しかいないという「国際ルートセッター」の資格を持ち、山形にボルダリング文化を普及したいと考えている。「山形のクライミングシーンはまだ遅れている印象を受ける。これまでの経験を生かして、幅広いお客さまと接してボルダリングの面白さを伝えたい」と意気込む。

 同ジムでは今後、大会なども開く予定といい、「全国大会などを開くことで、ボルダリングやクライミングの文化を山形から全国に発信したい。若い世代にも夢を持ってもらえるようなジムにしたい」と夢を膨らませる。

 同18日はオープニングイベントとして、世界チャンピオンとして活躍するクライマーの安間佐千さんと野口啓代さんをゲストに招き、イベントを開く。同日15時から、ゲスト2人によるトークショー、16時からは平松さんが仕上げたルートで、ゲストと来場者数人を交えた公開クライミングを行う。

 このほか、いも煮の振る舞い、飲食店やマッサージ店なども出店する。「世界的に有名なクライマーの2人のショーは多くの人に見ていただきたい。これを機にたくさんの人にボルダリングを知ってほしい。当日は県外からの多数の来場も予想されるので山形流でおもてなししたい」と平松さん。

 ジム利用料は、初回登録料=1,080円、一般=1,944円、大学生=1,404円、高校生以下=1,080円(以上、1日料金)。月額利用にも対応する。レンタル料は、シューズ=324円、チョーク=108円。

 オープニングイベントは11時~21時。営業時間は、平日=14時~23時、土曜=11時~21時、日曜・祝日=11時~20時。金曜定休。

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