山形経済新聞の2021年年PV(ページビュー)ランキング1位は、今年4月に山形市双葉町にオープンした和菓子店「甘果(かんか)」の記事だった。
ランキングは、今年1月1日から12月16日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 山形駅裏に小さな和菓子店 あんこから手作りのもなかも(4/15)
2. 山形・寒河江で色鉛筆画家が個展 「まるで写真」とSNSで話題(7/12)
3. 山形市飯田に立ち食いそば店 沖縄直送の沖縄そば提供も(7/20)
4. 山形・河北町の青果店に「ずんだ白玉サンド」 フルーツサンドから派生(4/5)
5. 山形・老舗和菓子店がマリトッツォをアレンジ 期間限定で販売(5/26)
6. 山形駅前すずらん通りに焼き肉店 全卓にレモンサワー注ぎ口設置(11/23)
7. 山形・中山町の古民家敷地で期間限定カフェ 町産食材活用したメニュー提供(7/9)
8. 山形・天童アウトドア用品店が移転 初心に返り再出発(9/9)
9. 山形・かみのやま温泉の旅館で温泉卵が人気に SNSでファン拡大(2/5)
10. 山形・河北町に唐揚げ専門店 郡山発、県内初出店(5/17)
1位の「甘果」の記事は、上半期のPVランキングに続き、年間を通して堂々の1位に輝いた。2位にランクインしたのは、SNSで人気の若手画家の記事。写真のようなクオリティの色鉛筆画が注目を集めた。
3位以降は毎年恒例となっている飲食店関連の記事が並んだ。新規オープンのネタだけではなく「ずんだ白玉サンド」や、マリトッツォを和風にアレンジした「ドラトッツォ」など、工夫を凝らしたメニューが話題となった。このほか、人気アウトドア用品店「HJS camp lab.」移転の記事もランクインした。
2022年も山形経済新聞は、新型コロナウイルスの影響でまだまだ気の抜けない状況の中、新たな試みで街を元気にしようと奮闘する人たちを追いかけていきたい。