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山形で「同性婚」テーマに模擬裁判公演 当事者に取材し、問題提起

山形大学模擬裁判実行委員会 第49代委員長の菅野光平さん(中央)

山形大学模擬裁判実行委員会 第49代委員長の菅野光平さん(中央)

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 第49回山形大学模擬裁判公演「幸せの条件 ぼくたちはここにいる」が12月4日、山形テルサ(山形市双葉町1)で行われる。

第49回模擬裁判公演「幸せの条件 ぼくたちはここにいる」の稽古の様子

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 山形大学模擬裁判実行委員会は、同大人文社会科学部の1年生~3年生を中心に約100人で構成される自主ゼミで、年に1回のペースで模擬裁判公演を行い、研究成果を発表している。裁判劇を通して市民に法律問題を身近に感じてもらうことが目的。来年で創立50周年を迎え、親子2代で参加したメンバーもいるという。

 第49回公演のテーマは、今年3月に日本で初めて「同性婚を認めないことは違憲」と札幌地裁が判決を下すなど関心が高まっている「同性婚」を取り上げる。ゲイのカップルが弁護士と出会い、戸惑いながらも国に対して裁判を起こし、過去のトラウマを乗り越えていくストーリーだ。

 脚本部長を務めた人文社会科学部3年の岩崎高紀さんは「東京や札幌の訴訟の原告や弁護団にオンラインで取材を行った。今年の模擬裁判では、当事者が悩んでいることを感じてもらうために裁判シーンだけではなく、裁判前後の日常シーンにも力を入れている」と説明する。

 委員長で人文社会科学部3年の菅野光平さんは「模擬裁判公演で同性婚をテーマにしたケースは全国的にもまだ少ない。先駆け的な存在としての自覚を持ち、同性婚訴訟について考えるきっかけになれば」と意気込む。

 新型コロナウイルス対策として出演者もマスクを着用したまま公演を行う。2回公演で開演は12時30分と17時30分(開場は開演30分前)。入場料は、前売り券=300円、当日券=400円、高校生以下=無料。前売り券は山形大学生協や八文字屋本店プレイガイドで販売する。

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