山形大学エクステンションサービス推進本部が12月、社会人向けオリジナル講座「エクステンションぷらす」を開講する。
エクステンションサービス推進本部は、同大学の教員や研究者が保有する教育プログラムなど、大学の幅広い知見を企業や地域住民のニーズに合わせて提供していくために昨年8月に立ち上げられた組織。これまでに新型コロナウイルスや防災をテーマにした市民向けのオンラインセミナーなどを企画してきた。
エクステンションサービス推進本部統括責任者の是川晴彦教授は「大学レベルの学問を楽しく学び、社会で活躍するための知識や考え方を身につけることを目的とした講座。全てオリジナルの内容で、各講座を同じ講師が全3回担当するため、時間をかけて基礎からしっかりと学べる」と説明する。
12月~来年2月に5講座を開講する。洪慈乙教授の「基礎から学ぶ会計学」、有海順子准教授の「ダイバーシティ&インクルージョンの基本」、鈴木亨教授の「英語は丁寧に読むと面白い」(以上、12月開講)、三上英司教授の「先人に学ぶ人材活用法」(1月開講)、坂井正人教授の「社会で生きるための人類学的視点」(2月開講)。講義はオンライン会議システム「Zoom」で行われ、各講座全3回(1回=1時間30分)。受講料は1講座=5,000円(全3回分)。全講座見逃し配信を行う予定。
是川教授は「さまざまな分野の講義を企画した。寒くなりこれから自宅で過ごすことが多い季節になると思うが、オンラインを活用して自宅にいながら仕事や生活に役立つ知識を得ていただく機会になれば」と話す。
11月28日には、同講座開講を記念したオンラインでのキックオフイベントも開催する。キックオフイベントは参加無料。要事前予約。開催時間は13時30分~16時15分。問い合わせは山形大学エクステンションサービス推進本部(TEL 023-628-4779)まで。