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山形中央高校の生徒がボードゲーム開発 ドイツ発祥の「カタン」基に

山形中央高校の「山形しかカタン!」プロジェクトに参加する生徒たち

山形中央高校の「山形しかカタン!」プロジェクトに参加する生徒たち

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 山形県立山形中央高校の1~2年生有志が開発を進めていたドイツ発祥のボードゲーム「カタン」の山形版が11月10日、完成した。

完成した山形版「カタン」

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 同校の井上敦夫先生の呼び掛けで昨年、1~2年生の有志5人が集まり、蔵王温泉の魅力を発信するプロジェクト「This is "The oh"~湧く湧くが止まらない~」の取り組みを進めた。昨年11月には、山形市中央駐車場(山形市旅篭町2)のディスプレーで蔵王温泉の観光PRを展示している。

 本年度も地元の魅力を発信するプロジェクトとして継続し、昨年の活動を通して出会った、朝日町で地域活性化などに取り組む佐藤恒平さんのアドバイスから、蔵王温泉と山形市七日町をフィールドにしたボードゲーム「カタン」の開発を決めた。現在は、プロジェクト「山形しかカタン! ~ボドゲで湧く湧く☆マイクロツーリズム~」として、1年生5人、2年生13人の合計18人で活動している。

 「カタン」は、無人島を開拓しポイントを稼ぐゲームで、世界3大ボードゲームともいわれている。日本の販売元から許可を得て山形版の開発を進めてきた。「蔵王温泉開発版」は未開発の温泉地という設定の蔵王温泉を、蔵王の資源を活用しながら開発を進めていくもの。「七日町発展版」は、七日町にある魅力を活用しながら、客を集め、店を大きくしていくことを目的にゲームを進める。

 ゲームには、実際にある店舗や企業がカードやボードに登場する。「七日町発展版」では、ポイントをカウントするカードが実際にある店の紹介になっており、営業時間や定休日、店のSNSなどにアクセスできるQRコードを掲載している。

 「七日町発展版」を制作した2年生の渡部倖寧さんは「ボードゲームの開発は初めて。企画はもちろんだが、ボードのデザインなどを考えるのが大変だった。七日町に実際にある自転車専用道路をイメージし、ピンク色の道路などをデザインしている」と説明する。

 「蔵王温泉開発版」を担当した2年生の三澤大地さんは「開発にあたり蔵王温泉で行われたイベントにも参加したが、地元の人に蔵王温泉の豆知識や歴史についても教えてもらった。身近にあるが知らないことも多かったので、良いきっかけになった」と話す。

 今後はイベントなどでボードゲームを紹介するほか、体験会の開催などを通して、山形の魅力を伝えていく予定。

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