フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の体験ブースが11月4日、ショッピングセンター「スピカ」(西置賜郡白鷹町荒砥乙)に期間限定で設置された。
ショッピングセンター「スピカ」に設置されたモルック体験ブース
「モルック」はフィンランドの伝統的なゲームを基に開発されたスポーツで、木製の棒(モルック)を1~12の数字が書かれた木製のピン(スキットル)に投げ、倒れた本数や書かれた数字で得点を競う。山形県内でも大会や体験会が開催されるなど、盛り上がりを見せている。
体験ブースを企画した白鷹町地域おこし協力隊の廣瀬將丈さんは「町のイベントなどでモルックの体験会を行ってきたが、人の集まる場所でさらに普及させ町の活性化につなげられればと考えた。同店に相談したところ場所を貸してもらえることになった」と経緯を説明する。
ブースには人工芝を敷いたコートを2面設置する。廣瀬さんが常駐し、ルールを教えるほか、ミニゲームなども行う。
廣瀬さんは「老若男女問わず、誰でもできるスポーツ。短時間でも楽しめるので、買い物のついでに気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。「週末や平日の夜などに町内の施設を活用したモルックの体験会や交流会も行っているが、町外からの参加も多く、飲食店や温泉などに立ち寄り町の魅力を知ってもらうケースも増えてきている。今月28日には町民大会も開催予定。モルックを通して町内外問わず交流を創出していければ」とも。
開催時間は10時~18時。8日は休み。今月11日まで。