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山形「お酒マルシェとうかい」-酒販業界のディズニーランド目指す

さまざまな活動を展開するオーナーの東海林由子さん

さまざまな活動を展開するオーナーの東海林由子さん

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 イベントを通して酒の楽しみ方を発信する酒店「お酒マルシェとうかい」(山形市宮町2)がリニューアルオープンし、間もなく1年がたつ。

カフェスペースも併設した「お酒マルシェ とうかい」の店内

 同店は昨年春までボランタリーチェーンのコンビニとして17年間営業。独自のテーマを決めながら商品を入れ替え、さまざまなイベントを企画してきた。オーナーの東海林由子さんは「ずっといろいろな企画を行いながら、お客さまにお酒や面白い商品を発信してきた。私がコンビニの中でやるべき目的は全て果たした」と話す。

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 「1年380日飲んでいる」というキャッチコピーが付くほど、自他ともに認める酒好きの東海林さんは、酒の知識も豊富。自ら酒蔵へ足を運び、製造の現場を見てきたからこそ「ただの価格競争だけを追い求める店にはしたくない」と、酒蔵と客をつなぐ店、イベントや企画に特化した店として昨年6月に同店をリニューアルオープンさせた。

 店内には日本酒やワイン、ビールなど約200種類の酒を用意するほか、東海林さんが厳選したつまみを販売する。お酒が飲めない人でも楽しめるようにと、コーヒーや雑貨、県内の生産者が作るスイーツなどの商品も多く取り扱う。併設されたカフェスペースでは店で買ったコーヒーやスイーツを味わえるほか、同店主催のライブイベントの会場としても活用している。

 毎週金曜・土曜・日曜には「週末テイスティング」を開催し、その月のテーマに合わせた酒やワインの飲み比べを、500円程度のテイスティング料で開催している。10時~20時の間であればいつでも参加可能で、参加者には酒に合う「一口おつまみ」と東海林さんの「うんちく」が付いてくるという。

 不定期で開催される「お酒をたのしむ会」や、ゲストを交えたお酒トーク番組のユーストリーム配信など、酒店の枠を超えた活動は多くの客を楽しませ、同店の「アイドル」トカゲの「みどりかわバルベラちゃん」も同店の人気に一役買っている。

 東海林さんは「夢は酒屋業界のディズニーランドになること。いろいろな体験ができて、みんながニコニコしている店にしたい」と話す。

 営業時間は7時~20時。月曜定休。