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学生が考える「日本一住みたい街」-山形で「未来自治体2015東北大会」

2月28日の中間報告会の様子

2月28日の中間報告会の様子

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 山形市の霞城セントラル(山形市城南町1)で3月28日、「未来自治体2015東北大会」が開催される。

参加学生をサポートする、主催のNPO団体「ドットジェイピー山形支部」のみなさん

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 「もしあなたが市区町村のリーダーだったら、30年後、あなたのまちをどんなまちにしたいですか?それを実現するための10年後の地域の政策・予算を策定してください。」というテーマを基に、議員事務所でインターンシップを行った学生が、地域の政策・予算案をプランニングする同イベント。20日に東京で開催される全国大会終了後、その報告と活動の集大成の発表として行われる。当日は山形市や米沢市から市の職員がゲストとして参加するほか、地方議員も出席する予定。

 大会には、山形県から山形市と米沢市、宮城県から仙台市と柴田町、福島県から福島市の学生グループ、計5チームが参加し、それぞれの考えた未来の自治体について発表する。

 全国大会に向け学生をサポートするNPO法人「ドットジェイピー 山形支部」代表の山形大学4年、山田拓さんは「未来自治体2015は、自らの地域への思いを熱く語り、実現の道を本気で考えることのできるプログラム。日々の生活の中で地域に対して何かできるのではないかという考えを常に持ち、実行へと結び付ける突出した主体性を一緒に身につけていきたい」と意気込む。

 「東北大会当日は一般開放するので、多くの市民の方に見ていただきたい。今の学生が自分たちの住む自治体をどう考えているかを肌で感じてほしい」と山田さん。「全国大会が終わってから開催するからこそ意義がある。東北地区の若者が考え抜いた集大成として、各方面へ提案していける場となってほしい」と期待を込める。

 開催時間は14時30分~18時45分(受け付けは14時5分~)。入場無料。

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