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山形からノーベル賞を 理系人材を育成するSTEMアカデミー開講

開講式の様子

開講式の様子

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 ヤマガタステム(STEM)アカデミーの開講式が20日、山形大学で行われた。SDGsで継続する社会を学びながら科学技術を理解し、人類の未来に役立つ産業を生み出す、想像力豊かな理系人材の育成を目指す教育プログラム。

あいさつする玉手山形大学学長

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 STEMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取ったもの。STEM分野を統合的に学ぶことが、現代社会で直面するさまざまな問題を解決するために重要と考えられている。

 アカデミーに参加するのは、事前の作文と面接を受けて選抜された、県内の小学校5年生から中学生までの36人。開講式で山形大学の玉手英利学長は「楽しんで、ワクワクしながら勉強してほしい」と受講生にエールを送った。

 受講生は、これから半年をかけ電池作りの実験やプログラミング、ビッグデータ分析の体験など大学で行う講座に加え、県民の森でのフィールドワークや加茂水族館でのクラゲ学習会など、県内のさまざまな場所での活動を行い3月には学習の成果のプレゼンテーションを行う。次年度には受講生から選抜された10人が第2段階(ドクターコース)へと進み、自分の興味のある研究テーマついて研究する。

 指導する山形大学の栗山恭直教授は「受講生の中からノーベル賞を取れるような人材が育っていってほしい」と笑みを浮かべた。

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