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山形市七日町で小花火大会 御殿堰を1000本の線香花火が彩る

第6回山形小花火大会の様子

第6回山形小花火大会の様子

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 「第6回山形小花火大会」が8月15日、「御殿堰(ごてんぜき)」(山形市七日町2)で行われた。主催は山形大花火大会サポータークラブ。

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 同イベントは毎年8月14日に行われる「山形大花火大会」のPRを兼ねた先行企画として2015(平成27)年にスタートした。例年、「山形花笠まつり」の前日に開催される「花笠サマーフェスティバル」に合わせて行われてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で全てのイベントが中止となった。

 山形大花火大会サポータークラブ代表の高橋勝志さんは「全てのイベントが中止となり小花火大会の見通しも立たなかったが、来年の山形大花火大会の開催を祈念したプレイベントとして、開催することとなった」と話す。

 イベントでは、東日本の「長手牡丹(ながてぼたん)」と西日本の「スボ手牡丹」の線香花火を各500本準備。参加者の定員を例年の3分の1となる30人に減らし、1人当たり約30本の線香花火をともした。オンライン会議システム「Zoom」を使ったリモートでの参加も受け付けたほか、イベント中盤や終盤には噴出花火やナイアガラ花火が行われた。

 山形市在住で妹と参加した小学2年生の海野翔大さんは「西日本の線香花火は初めて体験した。雷のようにバチバチとしていて楽しかった」と笑顔を見せる。

 高橋さんは「7月下旬に開催を決めたので、準備期間が短く人が集まるか不安だったが、通り掛かった人も足を止めてくれ、楽しんでいただけてよかった。来年は大花火大会も実施できるよう願っている」と話す。

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