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山形・上山にカフェ新店 八角形の建物特徴、「人が集まれる場所」目指し

和三盆みるく氷

和三盆みるく氷

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 かき氷を売りにしたカフェ「八宝堂」(上山市蔵王2675-1、TEL 023-676-8393)が8月8日、上山市の蔵王エコーライン沿いにオープンした。

八宝堂の内観

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 山形市で一般住宅建築を行う櫻井建設が手掛けるカフェ。特徴的な八角形の建物は宮大工でもあった先代の社長、櫻井勝昭さんがこだわって建てたもの。1989(平成元)年に建築され2008(平成20)年ころまでは、会社の研修や当社で家を建てたオーナーの方たちとのイベントなどに使われていた。しかし、その後はほとんど使われなくなり、物置として使われることが多くなっていったという。数年前に、勝昭さんが他界。「さまざまな方との出会い」(社長の靖さん)があり、カフェとして再生することになった。

 メニューは、7、8種類の豆や雑穀、豆乳で作る自家製練乳などをトッピングした台湾風かき氷「八宝氷」(1,200円)や、阿波和三盆を使用した自家製のシロップと牛乳で作る自家製練乳「和三盆みるく氷」(800円)など素材にこだわったかき氷とドリンクを用意。席数はテーブル席で12席。ドリンクは持ち帰りもできる。

 敷地内には小川が流れ、池や散策路も整備され、ゆったりと過ごすことができる。

 靖さんは「父が大好きで、こだわっていたこの土地に、私なりの方法で人が集う場所を作っていきたい。道路沿いだがとても静かな場所で、敷地内にはいろんなものがあるので来ていただいて自分なりの宝を見つけていただきたい」と話す。

 営業は金曜・土曜。日曜の11時~16時。

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