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米沢で震災復興祈り竹あかりイベント 市民製作のものなど700本展示

「竹あかり×ゆき×祈り2020」会場の様子

「竹あかり×ゆき×祈り2020」会場の様子

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 イベント「竹あかり×ゆき×祈り2020」が2月8日・9日、西篠天満公園(米沢市門東町3)で行われた。

会場内に展示された竹あかり

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 同期間に開催された「第43回上杉雪灯篭まつり」の関連イベント。2016(平成28)年に発生した熊本地震の復興のシンボルとして広がった「竹あかり」をともし、東北でも復興の思いをつなぐことを目的として活動をスタートし、2017(平成29)年から行われ今年で4回目を迎えた。

 イベントの開催に先立ち、同市内の学校やコミュニティーセンターで実施したワークショップで市民が製作した250本を合わせ、2メートルのタワー型やぼんぼり型など計700本の竹あかりに、ろうそく1000本を設置し会場内に展示した。

 会場では、竹あかりの展示のほか、日中には東北芸術工科大学生によるキャンピングカーペイント体験も行われ、夜の雪景色が描かれたキャンピングカーに竹あかりがともる様子や星空などを来場者が自由に描いた。ペイントされたキャンピングカーは、実行委員会のメンバーで東洋大学3年の大野夏奈子さんが日本一周旅に使う予定。

 今年は初めて昼間にもイベントを行った効果もあり、2日間でこれまでで最も多い延べ6000人(主催者発表)が来場した。

 秋田県から訪れた情野帆乃佳さんは「初めて竹あかりを見たが昼と夜でガラリと雰囲気が変わるので一日中楽しませてもらった。多くの学生が活動していてこのお祭りが長く続いていきそうでほほ笑ましく思う」と話す。

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