「第13回 音楽っていいね! レコードを聴こう!!」が12月14日、まなびあテラス(東根市中央南1)で開かれた。
2017(平成29)年12月から、主に偶数月の第2土曜に開いてきた同イベント。主催は、人工ダイヤモンド製レコード針メーカー「ナガオカ」(東根市)に勤める伊藤文也さんが中心となり結成した「レコードの良さを広め隊」(以下、広め隊)。
伊藤さんは「2012(平成24)年に西川町でスタートした東北芸術工科大学主催の月山青春音楽祭で会社に依頼があり、レコードを楽しむコーナーに機材協力で参加した。その際、レコードで音楽を聴きたい方が多いことを知り、魅力をもっとたくさんの人に伝えていきたいとの思いから個人的にイベントを始めた」と振り返る。
2周年の節目となる今回は、広め隊が所有のレコード400枚以上の中から音楽を選んだり、参加者自身が持ち込んだレコードから曲をリクエストしたりした。音楽のジャンルや年代を限定することもあるが、今回はジャンル問わず、洋楽や邦楽など約50曲のレコードをかけた。
伊藤さんは「CD、ユーチューブ、レコード、それぞれの音源聴き比べや、カートリッジによる音質比較の実験などを行うこともある。山形には音響機器メーカーが多いので、レコードの魅力はもちろん音楽の楽しさをあらためて知ってもらう機会になれば。現在、イベントでかけているメインのジャンルは1980年代以降の洋楽や邦楽なので、若い方にも参加していただきたい」と呼び掛ける。
次回は来年2月8日、ジャズとオールディーズを中心にレコードをかける予定。開催時間は10時~17時(入退室自由)。参加無料。