中学生向けの大学体験イベント「ジュニアキャンパス2019」が8月8日、山形大学小白川キャンパス(山形市小白川町1)で開催される。
同イベントは、キャリア教育の低年齢化により、大学見学に訪れる中学生が増加傾向にある背景を踏まえ、昨年初開催。昨年は78人が参加した。講義体験をはじめ、学食体験、サークル見学、キャンパスツアーなどを通して大学について学ぶ。
イベントを実施するエンロールメント・マネジメント部EM企画課の齋藤祐輔さんは、「大学が中学生向けにオープンキャンパスをするのは、全国でも珍しい。早い段階で大学を知ることにより、自身にあった進路選択につなげてほしい」と話す。
参加者は、松坂暢浩准教授の「自分を知り、将来を考える」、三上英司教授の「『正直』ってどういうこと -『論語』の問いかけ-」、栗山恭直教授の「水素は未来のエネルギー」の3つの講座を受講する。齋藤さんは「キャリア教育系、文系、理系とさまざまなジャンルの講義を受けてもらう。講義を通して、中学校での学びがどのように大学での学問につながっていくのかを実感してもらえる機会になれば」と話す。
対象は中学2~3年生。開催時間は10時30分~16時30分。参加無料(学食体験時の昼食代は実費)。先着100人。申し込みはホームページで受け付ける。締め切りは今月31日。問い合わせはエンロールメント・マネジメント部EM企画課(TEL 023-628-4063)まで。