映画「赤い雪 Red Snow」の舞台あいさつが2月1日、ムービーオンやまがた(山形市嶋北1)で行われた。
同作は、山形県の新庄市や大蔵村の肘折温泉などで撮影された作品で、雪が降る小さな村で起こった少年失踪事件を軸に、永瀬正敏さん、菜葉菜さんのダブル主演で描くサスペンス。この日は、公開初日を記念して、同館のほか、新庄市民文化会館で行われた特別上映会など県内5カ所で舞台あいさつが行われた。
出演者の一人で、父が山形県出身という井浦新さんは「山形は子どもの頃からたびたび訪れている心のふるさとだが、山形を舞台にした作品への出演は初めて。山形で初日を迎えられうれしい」と話す。
本作が長編初監督となった甲斐さやか監督は、同館で毎年行われている「山形国際ムービーフェスティバル」で2014年に準グランプリを獲得している。舞台あいさつの終盤では、同映画祭の審査員を務める村川透監督が花束を渡す一幕もあった。
映画は同館のほか、フォーラム山形、フォーラム東根、イオンシネマ天童、鶴岡まちなかキネマで上映している。2月15日からは、イオンシネマ米沢、イオンシネマ三川でも上映を開始する。