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山形で大学生制作の器と老舗和菓子店がコラボ企画展

学生の個性豊かな作品が並ぶ

学生の個性豊かな作品が並ぶ

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東北芸術工科大学の工芸コースで学ぶ学生と、地元の和菓子店による企画展「お菓子でチャ茶(ちゃ)チャ」が1月30日、ギャラリー絵遊、蔵ダイマス(山形市諏訪町1)で始まった。

銅を使った近藤七彩さんの作品「銅菓子器」と和菓子「マスターピース」

 同大の工芸コースで学ぶ3年生が毎年この時期に開催している企画展で、2011年に始まり今年で9回目。今年は15人の学生が陶芸、漆、金工などさまざまな素材で制作した作品を、乃し梅本舗佐藤屋の和菓子とともに展示する。

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 和菓子はそれぞれの器に合わせたものを、佐藤屋を運営する佐藤松兵衛商店の佐藤慎太郎さんが製作する。佐藤さんは「色やデザインを合わせるだけではなく、学生からヒアリングして作品のイメージやストーリーも和菓子に込めている。自分自身も毎年楽しんで製作している」と話す。

 グリム童話の一つを題材にした作品を出展する、同大3年生の中村萌夏さんは「ゼリー菓子を用いて、薬瓶のイメージで作っていただいた和菓子は、とてもきれいでかわいらしくうれしい」と喜ぶ。

 同展にほぼ毎年訪れているという山形市在住の60代女性は「既成概念を破った、若い人の感性がとても面白く、いつも楽しませていただいている。感性が豊かで、レベルが高い」と話す。

 2月2日と3日には学生が製作した器を使った茶会が無料で開催される(12時~17時、無くなり次第終了)。中村さんは「器に合わせて作られた和菓子での茶会は、あまり体験できないことだと思う。ぜひ、たくさんの方に来ていただきたい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。2月3日まで。