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山形・新大鍋で「日本一の芋煮」 ギネス認定

新調した大鍋「三代目鍋太郎」

新調した大鍋「三代目鍋太郎」

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山形市の馬見ヶ崎河川敷で9月16日、「8時間で最も多く提供されたスープ(芋煮)」ギネス世界新記録を懸けて「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催された。

ギネス認定を受ける佐藤山形市長と実行員

 1992年の第4回から使っていた直径6メートルの大鍋「二代目鍋太郎」は昨年第29回をもって引退。今年の第30回に向け、クラウドファンディングなどで資金を集め大鍋を新調した。直径は50センチ広い6.5メートルとなり、日本一の大きさ(同イベント実行委員会)となる大鍋「三代目鍋太郎」で芋煮を作った。

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 材料は、里芋3トン、牛肉1.2トン、ネギ3,500本、コンニャク3,500枚、しょうゆ700リットル、山形の地酒50升を使い、約3万食分を調理した。大鍋で調理した芋煮の振る舞いは9時30分からスタートし14時に終了したが、芋煮を受け取れなかった人も大勢おり、約800食が別鍋で追加調理され15時まで芋煮の提供が行われた。

 ギネス世界新記録は、8時間で何人受け取ったかの人数をカウントするというもの。標準記録5,000人のところ、9時30分から14時までの4時間30分で12,695人が芋煮を受け取り標準記録を7,695人上回る数でギネス世界新記録に認定された。ギネス記録達成に山形市長の佐藤孝弘さんは「山形市民みんなで掴み取った記録。第30回となるこれまで関わってきた全ての人に感謝をしたい。これを機に、山形を世界中に発信していきたい」と話した。

 会場には山形県内外から多くの来場者が駆け付け、マイどんぶりや家庭用鍋などを持参して、「日本一の芋煮」の味を楽しんだ。

 クラウドファンディングに協力し、その特典としてオープニングのテープカットにも参加した山形市在住の佐藤美香さんは「大きな節目のイベントに参加できて嬉しい。火力が違うので、家庭の芋煮では出せない味。里芋もホクホクでおいしい」と笑顔を見せる。

 宮城県から初めて来場したという幕田純平さんは「たくさんの人がいるが、思ったよりもスムーズに芋煮を受け取ることができた。宮城はみそ味の芋煮だが、しょうゆ味の方がおいしい。また来年も来たい」と話し、山形の秋の風物詩を楽しんだ。