山形市の木の実西部保育園(山形市南石関)で2月3日、節分の豆まきが行われた。豆まきにちなんで地元のお菓子メーカーでん六のキャラクター「でんちゃん」も登場し、園児たちは大はしゃぎで鬼を退治した。

鬼に追われ、逃げる園児たち

　でんちゃんが市内の保育園を訪問するのは今年で6回目。参加した木の実西部保育園の園児80人はでんちゃんの訪問に大盛り上がり。園児のお父さんたちが扮（ふん）する赤鬼と青鬼が登場すると、「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、一斉に豆まきがスタート。園児は鬼に負けないようにと思いを込めた手作りの鬼のお面をかぶり、鬼を退治しようと必死に豆をまいていた。中には泣き叫ぶ子もいたが、最後はでんちゃんと力を合わせて鬼退治に成功。年長の太陽組の園児は「怖かったけど、でんちゃんと一緒に鬼をやっつけた。楽しかった」と振り返り、興奮冷めやらぬ様子だった。

　豆まきが終わると、でんちゃんからご褒美の甘納豆が贈られ、泣いていた子もすっかり笑顔に戻っていた。