山形市民会館 大ホール(山形市香澄町2)で9月9日、ミュージカル「Songs for a New World ~新しい世界へ 心に響く それぞれの物語~」が上演される。
山形市民会館自主事業で、出演者は3月に行われたオーディションで選ばれた。休日を利用して劇団や合唱団で活動している会社員や学生、ピアノやダンスの先生など山形市周辺在住の20~60代の18人が集まった。5月から主に週末を利用して稽古を重ね、本番に挑む。
公演は2部構成。第1部は29歳の若さでトニー賞を受賞したジェイソン・ロバート・ブラウンさん作の「Songs for a New World」。人生のあらゆる場面での新しい扉を開く瞬間をモチーフに、オムニバス形式で17曲の楽曲とともに展開する。1995年のニューヨークオフブロードウェイでの初演以来、世界各国で上演されており、山形では初となる。第2部は、ミュージカル「スウィート・チャリティ」の「ビッグ・スペンダー」や、「Sing Sing Sing」といった有名ミュージカルナンバーを7曲上演する。
演出を担当するステージ企画月工房の長谷川郁子さんは「本作は大人が楽しめる本格的な作品。山形でのミュージカル公演は少ないので良い機会になれば。肩肘はらずに気軽に来てほしい」と話す。
13時30分開場、14時開演。料金は2,000円で未就学時の入場は不可。問い合わせは山形市民会館(TEL 023-642-3121)まで。