高瀬紅花ふれあいセンター(山形市下東山)で7月7日・8日、第33回紅花まつりが開催された。
今年5月、山形市を含む県内7つの市と町が「山寺が支えた紅花文化」として日本遺産に認定された。山形市高瀬地区は、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」の舞台にもなった紅花の里として広く知られている。
紅花まつりでは、各日先着200人に紅花が配布され、紅花の販売、紅花染体験、紅花切り・摘み体験、写真撮影会などが行われた。高瀬紅花ふれあいセンター、最寄り駅となる高瀬駅、紅花畑のある高沢地区を結ぶシャトルバスでは、7日限定で近隣の高瀬小学校の児童がバスガイドを務めた。実行委員会発表による来場者数は2日間で計2万5,000人だった。
山形紅花まつり実行委員長の滝口孝一さんは「高瀬地区の紅花畑は、里山の風景と調和している。日本遺産に認定され、紅花生産者や紅花まつり実行委員会一同、喜んでいる。紅花まつりにもたくさんの方におこしいただきうれしい」と話す。
7月14日は同センターで、高畑勲監督追悼企画「おもひでぽろぽろ」上映会と映画伝道師・荒井幸博さんによるトークライブを行う。開催時間は、9時30分~12時、13時30分~16時、17時30分~20時の3回(開場は各30分前)。チケットは、前売り=1,000円。取り扱いはJAやまがた高楯支店。上映会に関する問い合わせは、「おもひでぽろぽろ」上映実行委員会(TEL 090-5354-8310)まで。