山形県郷土資料館「文翔館」(山形市旅籠町)で10月25日、東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグ歓迎イベントが行われた。
この日は、フラッグツアーアンバサダーとして、オリンピックのアテネ大会と北京大会にフェンシング競技日本代表選手で出場した経験を持つ池田めぐみさん(南陽市出身)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣の鈴木俊一さん、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長の遠藤利明さんが来場した。
同大会開催への機運を高めることを目的に、オリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグが全国を巡回する東京2020オリンピック・パラリンピック・フラッグツアーの一環。会場では、吉村美栄子山形県知事が、池田さんからオリンピックフラッグ、組織委員会副会長の遠藤さんからパラリンピックフラッグを受け取り、県内のスポーツ選手へ引き継いだ。
当日はこのほか、山形大学の学生による花笠音頭演舞や、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」の解説、池田さんによるトークショーが行われた。
池田さんは「オリンピックでは選手と見る側とを切り離すのではなく、オリンピックという空間に自分もいるんだ、と一体で考えてほしい。オリンピックの競技会場は、ポジティブなエネルギーを持った人が世界各国から集まってくるため、どんなパワースポットよりもすごい力をもらえる」と話す。
10月26日~11月18日は、県内15カ所でフラッグの巡回展示を行う。