山形の老舗そば店で曜日限定メニュー「カレー中華」 レギュラーメニュー化も検討

「カレー中華」和風ダシが利きいているため、辛すぎず子どもから お年寄りまで食べやすい。麺を食べると中からご飯が出てくる

「カレー中華」和風ダシが利きいているため、辛すぎず子どもから お年寄りまで食べやすい。麺を食べると中からご飯が出てくる

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手打ち蕎麦いしやま(山形市十日町3)で火曜・金曜限定で新メニューが提供されている。提供されているのは「カレー中華」(850円)。そば店で「カレーに中華」という一風変わったメニューだ。

手打ち蕎麦いしやま 外観

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 メニュー開発のきっかけは、店主の石山聡さんが、そば店の集会のときに「ちょっとしたノリでこんなものを作ってみようかなと言ったところから」だという。普段から同業者を驚かせたいという気持ちがあり実現させた。目指したのは、日清の即席麺「カップヌードル カレー」だという。

麺は、カレーがよく絡むように太めの中華麺を使い、カレーのルーにはそば店屋のカレーだけに、ダシが多く入っている。サバの粉、カツオ、ソウダガツオ、コンブエキスを追加して、コクを出しているという。さらに、麺を食べ進んでいくと、中からご飯が顔を出す。ご飯と麺の2段重ねだ。試作段階では、麺だけだったが試食してくれたアルバイトスタッフから、「ご飯が欲しい」という意見があり、ご飯も追加した。ご飯は、県産の「はえぬき」を使っている。

曜日が限定なのは、カレーに使うダシが、そばのタレを作るときに出るため。火曜と金曜が「濃くていいダシになる」と言う。

石山さんは「けっこうボリュームがあるが、年配の方の注文が多い。人気が続けば、レギュラーメニューにしようと思う」と話している。

 営業時間は11時~14時30。水曜定休。

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