シベールアリーナ(山形市蔵王松ヶ丘2)で6月16日、白崎映美と演劇集団風煉(ふうれん)ダンスによる音楽劇「まつろわぬ民2017」が上演される。
音楽バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」や「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」のボーカリストとして活動する酒田市出身の白崎映美さんが主演を務める。
「ゴミ屋敷」を舞台に、ゴミたち(まつろわぬ民)と人間の現代と古代を行き来する闘争を描いた同作。作、演出を手掛けた林周一さんは「大きく声を出せない人や、社会にはじかれてしまった人に心をはせた物語。裏に東日本大震災というテーマを据えながらも、ばかばかしく、笑いあり涙ありの演劇になっている」と話す。2014年に都内の劇場で行われた初演では、同劇場の最大動員数を更新する盛況ぶりだったという。
白崎さんは「3年前の初演から、東北の人にも見てほしいという気持ちがあった。故郷の山形の人に見てもらえることは、ドキドキしながらもとても楽しみ。これまで味わったことのない体験ができるはず」と話す。
14時~と19時~の2回公演。入場料は全席指定で4,000円。問い合わせはシベールアリーナ(TEL 023-689-1166)まで。