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小学生アーティスト「アーブル美術館」が山形初個展 世界の名画を模写

兄弟で描いた俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の模写

兄弟で描いた俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の模写

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 山形の大沼デパート本店(山形市七日町1、TEL 023-622-7111)7階特設会場で1月2日、「アーブル美術館」の巡回展が始まった。

ゴッホやクリムトなど、約50点の模写を展示

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 アーブル美術館は、静岡県在住の小学生、藤原天馬くん、心海ちゃん兄弟と、母親で館長の晶子さんから成るアートユニット。ルーブル美術館に敬意を表し、晶子さんの名前の「あ」を頭に付けた「アーブル美術館」の名で全国を巡回している。山形での開催は初めて。

 兄の天馬くんが母親の欲しがっていた名画を「僕、描けるかも」と模写したことが始まりで、段ボールや紙袋、アクリル絵の具、折り紙など、身近な材料を駆使して世界の名画を再現している。山形会場では兄弟が描いた絵画作品約50点を展示。

 段ボールで作った五十音カルタ、通称「ダルタ」も展示。天馬くんが読み札を書き、絵札には心海ちゃんが消しゴムはんこで彫った、映画ポスターやレコードジャケットが描かれている。

 会場では段ボールに名画を描きバッジを作るワークショップ(参加料300円)のほか、画集やオリジナルグッズの販売も行っている。

 営業時間は10時~18時30分。入場料は、一般・大学生=600円、小・中・高校生=500円、小学生未満無料。今月11日まで。

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