遊学館(山形市緑町1)1階のギャラリーで9月13日、「山形エクセレントデザイン展」が始まった。主催は県などでつくる山形デザインコンペティション実行委員会。
同展は山形県内のデザイン性に優れた製品を選び顕彰する「山形エクセレントデザイン」の受賞製品展。昨年度の受賞製品15点を並べるほか、これまで県が歩んできたものづくりやデザインの歴史を年表や資料で振り返る。
初日の13日には子ども向けのワークショップを開催。フェルトのペーパーウエート作りや、家具などに用いられる成型合板の技術を利用した「やじろべえ」作りで、子どもたちに「ものづくりの喜び」を体感してもらった。14日には、本物の紅餅を使った紅花染めのワークショップを開催。昔ながらの技法で自分だけの弁当包みを作った。
最終日には、9月20日から始まる「みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ」との共催で、「みんなで考える、これからの山形+デザインの『いい感じ』」と題したトークイベントを開催(19時15分~20時45分)。入場無料。山形の若手デザイナー7人をゲストに迎え、山形デザインの「今」と「これから」を考える。終了後は、登壇者と来場者の交流パーティーを企画。
開館時間は9時~19時(最終日は13時まで)。9月15日・21日・22日は休館日。