山形市の山形まなび館(山形市本町1)で2月22日、県内のゆるキャラが先生を務める一日限定の「樹氷学校」が開校された。
同館はもともと小学校の校舎で、2001年に国の有形文化財となった施設。そうした歴史ある校舎でさまざまな授業が行われた。たいきくんが校長先生を務めたほか、県内各地からむひょこちゃん、はながたベニちゃん、チェリン、かねたんが、先生として授業に参加した。
1時間目の技術の写真講座では、参加者とじゅっきーくんとの記念撮影をしたほか、じゅっきーくんら「樹氷家族」の写真展で写真を鑑賞し、写真の撮り方を学んだ。2時間目の家庭科では、マシュマロを使ってじゅっきーくんを作るなど参加者は大盛り上がりだった。3時間目の体育では綱引き、掃除の時間ではぞうきんがけ大会などが行われた。また樹氷家族が出演する映画「樹氷侍」も上映。娘と参加した沢村千明さんは「ゆるキャラが好きで娘と参加した。娘はかねたんが好きなので、今日は会えて楽しかった」と振り返った。
同館の一ノ瀨絹子さんは「今回が初めての企画だったが、予想以上に市民の方に来ていただけてよかった。今後は花笠(はながさ)の練習や、山形の歴史に触れるなどの授業も盛り込んでいきたい。」と語った。