天童の将棋駒でスター・ウォーズ 伝統工芸で各キャラ表現

スター・ウォーズのキャラクターの将棋駒

スター・ウォーズのキャラクターの将棋駒

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「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が12月18日に全国一斉公開されるのに合わせ、天童市の駒職人、高橋稚山さん(58)が、その世界観を伝統工芸である将棋駒で製作している。企画はイオンシネマ天童。

スター・ウォーズを表現した将棋盤

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舞台となる宇宙空間は約1メートル四方の将棋盤で表現。そこに反乱軍の王将はレイア姫、飛車にハン・ソロ、角行にルーク・スカイウォーカー歩兵はXウイング。一方帝国軍は、王将にダーク・シディアス、金将にダース・ベイダー、歩兵にトル-パーなどを配置する。

駒の大きさは高さ8~10センチ、幅7~9センチと特大サイズ。そこに、図柄に沿って彫り込み、黒の漆で色付けをする「彫り駒」という技法で仕上げる。駒一つを製作するのに2時間ほどを要するという。

 高橋さんは「映画は2作品ほど見た事はあるが内容はよくわからない」と苦笑いを浮かべながらも、「これで映画が盛り上がり、子どもたちが将棋に触れるきっかけになれば」と期待を込める。

作品は、今月18日から日本テレビ(東京)で始まるスター・ウォーズ展で展示した後、年明けにはイオンシネマ天童で展示を予定する。

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