山形デザインコンペティション実行委員会が7月13日、山形県内のデザイン性に優れた製品を選び顕彰する「山形エクセレントデザイン」の製品募集を始めた。
同コンペティションは、1997年から始まり今年で9回目。対象は過去5年以内に山形県内で企画・開発・生産し販売している製品か、2015年12月までに販売予定の製品。企業やグループ、個人単位でも応募できる。
選定では、「自社の強み、技術、素材を生かし新たな価値を生み出しているか」「地域の生活文化に根ざした豊かな暮らしを提案しているか」「全体的に調和がとれ美しく、完成度が高いか」などのポイントを重視する。
前回から審査員を務めるスタジオ木瓜の日野明子さん、ダイコンの中山ダイスケさんに加え、今年から新たにユニバーサルデザイン総合研究所代表取締役所長の赤池学さんほか、プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナーなど4人の審査員が加わり選定を行う。
大賞(1点)、特別賞(数点)には賞状とトロフィーを贈呈するほか、山形エクセレントデザインのパンプレット、ホームページへ掲載、展示会などでの製品紹介を行う。
入賞を逃した製品についても、今後の可能性を秘めたものを「奨励企業」として選出し、同委員会事務局が主催するデザイナーとの交流会や、製品ブラッシュアップスクールなどのデザイン関連事業へ優先的に参加することができる。
応募締め切りは9月18日せは同委員会事務局(TEL 023-644-322)まで。