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蔵王ペンション村でオープンガーデン 会期1カ月間に延長「安心して来て」

週ごとに見頃の花が変わり、違った装いを見せる蔵王ペンション村のガーデン

週ごとに見頃の花が変わり、違った装いを見せる蔵王ペンション村のガーデン

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 蔵王ペンション村(上山市小倉字大森1968)で5月31日、「オープンガーデン」が始まる。

蔵王連山を臨むペンションあっぷるのテラス

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 四季折々の草花や蔵王の自然を感じてもらおうと、「ペンションあっぷる」と「ペンションビートル」の店主が発起人となり1999年から毎年開催している同イベント。現在ではペンション村内全てのペンションが参加する、大きなイベントに成長している。毎年8日間程度の日程で行ってきた同イベントは、今年初めて、約1カ月間のロングラン開催を実施する。

 イベント期間中は、庭の公開のほか、ランチ提供や、花苗、雑貨の販売など、各ペンションでそれぞれの得意分野を生かした催しを用意。日帰りでも十分楽しむことができるという。

 ペンションあっぷるの店主、佐藤正幸さんは「今年は暖かかったので花の咲きが早い。週ごとに見頃の花が変わるので、長い期間楽しむことができる。庭は花だけでなく、草木の緑、周りをとり囲む山々も見どころ。庭を作っている人の感性や、村全体の雰囲気を味わっていただければ」と話す。

 庭が一番きれいに見えるという早朝と夕方の時間帯は、宿泊客だけのプライベートガーデンのような雰囲気を堪能できるという。期間中は「クレマチス」や「クリンソウ」、「スノーフレーク」、「ゲラニウム」、「バラ」などが見頃となる。

 今年は蔵王山の火山活動の影響で、団体客のキャンセルもあったという蔵王ペンション村。佐藤さんは「蔵王山の噴火警戒地域からは約7キロメートル、お釜中心部からは約9キロメートル離れているうえ、ペンション村は火口から2つの山と沢を隔てた場所にある。噴火に伴う噴石の心配はないので、安心して来ていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。入場無料。7月5日まで。

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