プレスリリース

山形県立遊佐高校の実践型長期インターンシップ『デュアル実践』2024修了。開始10年の節目となる来年度の受入事業所も募集へ。

リリース発行企業:合同会社dano

情報提供:


デュアル実践の受入事業所としてPRの業務を行っている様子

「ワクワクめぐる社会をあみだす」をパーパスに、ふるさと教育みらい事業やデジタルマーケティング伴走支援事業を展開する合同会社dano(所在地:山形県鶴岡市、共同代表:難波竜次、伊藤大貴)が、遊佐町産業課からの委託を受け、研修のサポートや発信支援を行った2024年度「遊佐高校デュアル実践」が修了しました。来年度の受入事業所をデュアル実践運営委員会と共に募集しています。
▼遊佐高校デュアル実践について

2024年度遊佐高校デュアル実践開講式の様子(山形県立遊佐高等学校HPより引用)

「デュアル実践」は、遊佐高校2年次の1学期に行う実践的職業体験の授業であり、今年で9年目を迎えます。週に1回遊佐町等の事業所で活動をすることで、働くことの意味や楽しさ、厳しさを体験し、自立した生徒をはぐくむことを目的とした授業となります。遊佐高校を卒業後にデュアル実践の受入事業所へ就職した事例もあり、若者の地元定着にもつながっている取り組みです。今年度は遊佐高校の地域共生系列を選択する2年次生徒が21名、合計15事業所(行政、接客業、製造業など)で活動しました。
▼デュアル実践運営委員会について
山形県立遊佐高等学校、遊佐町産業課、遊佐町商工会などからなり、デュアル実践についての調整や意思決定を行う機関です。授業の企画や実行主体者としての遊佐高校および、地域の産業にとって良いものにするという観点で受入事業所や遊佐高校と調整をする産業課・遊佐町商工会という役割分担で運営されています。

▼danoと遊佐高校のつながり
合同会社dano代表の伊藤大貴は2019年より、地域教育において重要な意味を持つ遊佐高校の廃校を回避し、魅力化を進める事業へ参画してきました。初年度の5名の県外生受け入れから始まり、今年度は20名(令和6年度9月時点)の生徒が遊佐町に移住して寮生活をしながら遊佐高校に通っています。この取り組みは、「ふるさとを次の時代へ」というdano創業当初からの想いと、地域に高校を残すという遊佐町役場の熱意、遊佐町をフィールドに活動していた地域の社会起業家との連携から始まった取り組みです。

参考)遊佐教育みらい構想
https://yuzako.com/top
▼danoと遊佐高校デュアル実践

4月に行った事前授業の様子(山形県立遊佐高等学校HPより引用)

合同会社danoは、昨年度より遊佐町産業課から委託を受け、デュアル実践のさらなる発展のための受入事業所や先生方へのヒアリングを経て研修サポートや発信支援を行ってきました。今年は「仕事から地元への貢献を考える」をテーマにした事前のロールプレイング研修やデュアル実践期間中のリフレクション(振り返り)授業の企画・運営を行い、デュアル実践受入事業所として「デュアル実践事業所の方々の活動のPR」を高校生と一緒に行いました。

高校生と一緒に作成したInstagramアカウントの投稿の一部

▼danoの受入事業所としての取り組み

PRアカウントの様子1.(投稿)

PRアカウントの様子2.(リール)

デュアル実践の受入事業所の方々の活動や想いを多くの方々に知ってもらうために、Instagramで活動をPRするアカウントを作成しました。合同会社Oriori(代表:藤川かん奈)と合同で受け入れ、4人の生徒たちと共に「どうやったらデュアル実践参画事業所の魅力が伝わるか?」を考え、魅力が伝わるような動画や画像の編集を高校生インターン生が行いました。デュアル実践参画事業所の方々と高校生たちの活動の様子は下記リンクまたはQRコードよりご覧ください。
https://www.instagram.com/dual_practice.yuza.2024/
(@dual_practice.yuza.2024)

InstagramのPRアカウントはこちら

受入事業所PRプロジェクトを行った高校生よりコメント
「各事業者さんへインタビューをする中で、仕事やデュアル実践への想いを聞き、『人と話すこと』は、その人の大切なものを知ることができる素敵なことだと思いました。

今までは悩みがあっても人に相談することはありませんでしたが、相談することで新たな考えが生まれたり、自分だけでは処理しきれなかった問題も解決することができるということにも気づきました。

将来どうするか悩んでいたけど、デュアル実践を通して人と話すことが好きだと改めて気づき、人と関わっている将来でありたいと思いました。」

▼デュアル実践の成果発表会が9/27(金)に行われました!

成果発表会での遊佐高生の発表の様子

9月27日(金)には、「デュアル実践成果発表会」が行われました。当日は遊佐中学校の3年次生徒のみなさんや県外留学制度を使って遊佐高校への進学を検討している中学生をはじめ、受入事業所の方々、遊佐町教育長、山形県教育局高校教育課、遊佐中学校校長などの参加者に向けて「自分のデュアルストーリー」として、デュアル実践を通しての成果や学んだことをパネルを用いて発表(発表 5分+質疑応答 4分)しました。
サービス業 事業所様にてデュアル実践を行った高校生よりコメント
「デュアル実践では周りを見ることを習慣化していたため、それが自然にできるようになりました。この経験から、授業中に少し困っている人がいたときに、相手の異変にいち早く気付き、手助けすることができるようになったと思います。

また、人の笑顔を見る事がこんなにも幸せだと思わなかったです。利用者さんの笑顔やありがとうの言葉で心が動かされました。

些細なことでも利用者さんが『ありがとう』と言ってくれたことが嬉しかったです。今まで私は感謝の言葉をあまり言わなかったけど、デュアル実践を通して、『ありがとう』という言葉の大切さに気づきました。これをきっかけに、私生活でも感謝の言葉を伝えるようになりました。」

受入事業所(ボディケアサロンCanana様)よりコメント
「社会経験の少ない高校生がCananaでのデュアル実践を通して成長していく様子に携わることができて、やりがいを感じました。

初日の研修からたくさんのお客様とコミュニケーションをとりながら少しずつ接客に慣れていき、最終回では自身で企画したイベントにも一日で13人の方に参加していただきました。

今回の受け入れで施術の技術からイベントの企画、チラシ制作、配布、看板での告知、売上目標の決定など、もしも自分が経営者だったらの目線でアドバイスしましたが、きちんとこちらの課題をくんで行動できていたように感じます。

一番は人との信頼関係をゼロから築けたことではないでしょうか。
本人の前向きな気持ちと向上心はもちろんですが、12回でこれだけの経験をさせてあげることができ、今後のCananaの新人育成のモデルにもなり、私自身、またお店としての成長にもつながったと思います。」

高校生が作ったチラシの内容

▼来年度の遊佐高校デュアル実践に興味を持っていただいた事業所のみなさまへ
来年度のデュアル実践に向けて、遊佐高校生の受け入れ等に興味のある事業所の方々は下記連絡先までぜひメールいただければと存じます。
※最終的な受入事業所は遊佐高校、デュアル実践運営委員会内で協議して決定いたしますのでご了承ください。


担当者連絡先:
合同会社dano(2024年度デュアル実践コーディネート業務受託者)
伊藤豪祐(いとう こうすけ)
danoinfo@dano.co.jp

■合同会社dano 会社概要
会社名 :合同会社dano
代表者 : 難波竜次 、伊藤大貴
所在地 :山形県鶴岡市末広町5番22-201号 マリカ西館2階鶴岡市起業家育成施設内C-1
設立 :2019年2月1日
事業内容 :デジタルマーケティング伴走支援事業,ふるさと教育みらい事業、
 アフロりゅうじコンテンツ事業他,各種セミナー,イベント等の企画・開催
URL :https://dano.co.jp
Facebook :https://www.facebook.com/profile.php?id=100031324736464

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