山形のアクアリウムショップ「グッピー園」（山形市江俣2、TEL 023-681-7188）が7月27日、夜間の魚やは虫類などを観察できる「夜のグッピー園」の取り組みを始めた。

ブルーライトで照らされる水槽

　熱帯魚を中心に水辺の生き物などの販売を行う同店。同イベントでは、閉店後に店内のアクアリウムゾーンを消灯し再オープンする。夜の水槽の様子を観察できるほか、は虫類を実際に手に乗せるハンドリングの体験も行う。

　同社社長の高橋明さんは「アクアリウムは夜の美しさが増加する。暗闇の中では魚の動きが落ち着いているのでじっくりと観察いただければ。夜行性のは虫類は、営業時間中のほとんどは睡眠しているが動きも活発。昼とは違う魅力がある」と説明する。

　初回は、同店のフェイスブックとツイッターなどネット告知のみだったが、家族連れなど約20人が来店し、ハンドリング体験では順番待ちもあったという。2回目も約30人が参加した。

　高橋さんは「アクアリウムショップに入ったことはないけど気になっているという人は、ぜひ来店いただき、癒やしの時間にしてもらえれば。今後は、夜に限らず、お客さまやアクアリウムに興味を持っている人が気軽に集まれる場所にできれば」と笑顔を見せる

　「夜のグッピー園」の開催時間は水曜の20時3分～21時。9月中旬まで。予約不要だが、は虫類のハンドリング体験は事前に予約が必要。