オンラインセミナー「地図でみる山形 山形市から寒河江街道を辿(たど)る」が7月10日、行われる。
山形大学の教育プログラムを活用したセミナーなどを企画する「エクステンションサービス推進本部」と同大学の「人文社会科学部付属 やまがた地域社会研究所」が共催で行う。
同大学の山田浩久教授らが執筆し、今年3月に出版した書籍「地図でみる山形 市街地に刻まれた出羽の歴史」を基にしたセミナー。同書では、旧町村を含めた県内の全市町村の市役所や町役場などを中心とした市街地の地図から読み取れる歴史や文化を解説している。
セミナーでは山田教授が講師を務め、同書で紹介し切れなかった内容や取材時のエピソードを交えながら、山形市を中心に、中山町や寒河江市などに伸びる寒河江街道や六十里越街道を取り上げる。配信はオンライン会議システム「Zoom」とユーチューブライブで行う。
山田教授は「県外に観光することが難しい状況が続いている中、山形の魅力を知る機会にしていただければ。午前中に開催するので、セミナーで紹介した場所に午後から訪れていただくのもよいかと思う」と話す。
10時開始、11時30分終了予定。参加無料。要事前予約。申し込みは山形大学ホームページで受け付ける。締め切りは7月8日。問い合わせは山形大学エクステンションサービス推進本部(TEL 023-628-4779)まで。