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山形・「東北絆まつり」で竹あかりイベント 学生らがプロデュース

今年3月に水の町屋 七日町御殿堰に灯された竹あかり

今年3月に水の町屋 七日町御殿堰に灯された竹あかり

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 東北絆まつりの一環で行われるイベント「絆の火を灯す! 竹あかりプロジェクト」が5月22日・23日、山形市中心市街地で開催される。

水の町屋 七日町御殿堰

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 イベントは、同日に開催される「東北絆まつり2021山形」の一環。同祭を盛り上げることを目的に昨年、高校生や専門学校生、大学生らが立ち上げた「東北絆まつり学生チャレンジプロジェクト」がプロデュースする。昨年、山形市で開催予定だった「東北絆まつり」は、新型コロナウイルスの影響で延期になったが、延期後もメンバーらは引き続き、サッカーJ2・モンテディオ山形のホームゲームで花笠踊りを披露するなどの活動を続けてきた。

 イベントでは、2016(平成28)年に発生した熊本地震後に復興のシンボルとして全国に広まっている「竹あかり」を飾る。場所は、県郷土館「文翔館」前広場(山形市旅篭町3)と水の町屋 七日町御殿堰(山形市七日町2)。同イベントのリーダーを務める山形大学大学院2年の鈴木晴也さんは「山形県のシンボルで、映画のロケ地としても知られる文翔館や、人々の生活を支えてきた歴史ある御殿堰で竹あかりを灯せることはとても意義があること。実現できうれしい」と笑顔を見せる。

 イベントには、米沢市を拠点に竹あかりの展示やワークショップなどを行ってきた「夢プロジェクト『竹あかり×ゆき×祈り』」(米沢市)と竹あかりのプロデュースを行う「ちかけんプロダクツ」(熊本県南関町)も協力。今年3月には、「東北絆まつり学生チャレンジプロジェクト」と「夢プロジェクト『竹あかり×ゆき×祈り』」が共催し、水の町屋 七日町御殿堰でイベント「竹あかり×絆×祈り」も行った。

 鈴木さんは「ぜひ、会場で見ていただきたいが、新型コロナウイルスの影響で会場に来ることが難しい方もいると思う。会場に来られない方も含め、一緒に火を灯す気持ち。もし、ニュースやSNSなどで竹あかりの映像を見かけたら、私たちの活動を思い出し、人と人の絆も感じていただければ」と話す。

 開催時間は両日とも夕暮れ~20時30分頃。22日の16時45分からは県郷土館「文翔館」前広場で点灯式を行う。

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