コロナ禍で実家の中山町に帰省中の青山学院大学4年生・柏倉元太さんが、1月25日ウェブマーケティング会社を設立した。
柏倉さんによると、コロナ禍で授業はすべてオンラインになり外出もできないことから昨年8月に帰省。ウェブマーケティング会社「オークス」を設立した。同社では現在、「プロハック」「サブスクラボ」「CBD大学」「コーヒー豆研究所」の4サイトを運営している。
「中でもコーヒー豆研究所には特別な思いがある」と柏倉さん。「高校のころコーヒーに興味を持ち、大学進学後コーヒーに関するブログを書き始めた。記事を書きためていくうちに、コーヒーに関する詳しい情報サイトがあまりないことに気付いた」と振り返る。ないのなら自分で始めようと考え、2019年5月にウェブサイト「コーヒー豆研究所」を開設。自分でさまざまなコーヒーを飲み生の体験談を多く交え、コーヒー業界の最新情報や、お薦めのコーヒー豆・器具などの情報を発信。約1年後には最高20万ページビューを達成したという。
コーヒー豆研究所のウエブサイトではコーヒー豆販売も行う。柏倉さんは「看板商品の『コーヒー豆研究所 オリジナル厳選豆』は飲みやすさにこだわった豆。メキシコ産で完全フェアトレード&農薬不使用のコーヒー豆となっている。酸味も香りもほど良くバランスが取れているのが特徴。コーヒー初心者から上級者まで楽しめるのでは」と話す。価格は、400グラム入り=5,000円(定期便利用者は2,500円)。
柏倉さんは「「コーヒーを飲む」という文化は浸透しつつも、手軽なインスタントで済ませてしまうなど、なかなか本当のコーヒーの魅力・おいしさに気付かれていない方が多いのが現状。コーヒー豆研究所サイトを通して、コーヒーの素晴らしさや魅力に気づいていただけたらうれしい。個人としても社会的に良いインパクト与えられるような人材になりたい」と話す。