サッカーJ2のモンテディオ山形が3月21日、ホームゲーム開催日にNDソフトスタジアム山形(天童市)内にSDGsブースを設置する取り組みを始めた。
来場者にSDGsの取り組みを身近に感じてもらおうと企画した。当日は、企業や団体、個人のSDGs活動を応援する「SDGsブース」、ユニバーサルスポーツの体験コーナーを設置する。同チームでは今シーズン、全てのホームゲームで同様の取り組みを行う予定という。
3月28日のユニバーサルスポーツ体験コーナーでは、フランス発祥のスポーツ「ビリッカー」を紹介した。同競技は、サイズを大きくしたビリヤード台のようなコートを使い、プレーヤーが手球となるボールを蹴り、数字が書かれた色違いのボールに当て競うスポーツ。ビリヤードのルールで得点を競う。
ビリッカーの体験ブースを担当した「プレイスポット・ファンプラス」(寒河江市)代表の柴田利さんは「年代や性別を問わず楽しめる競技。ボールを蹴ることは簡単だが、ほかのボールに当ててポケットに入れるのは難しく、サッカーが苦手な方でも勝つ要素がある。たくさんの方に体験していただける機会になりよかった」と話す。
体験した深瀬こゆるさんは「ボールを蹴る力の加減が難しかった。今日はパパと対決したが勝つことができてうれしかった」と笑顔を見せる。
次回ユニバーサルスポーツ体験は4月11日、アルビレックス新潟戦で「サウンドテーブルテニス」を予定している。