山形県議会棟1階ギャラリースペースで2月18日、第44回全国高等学校総合文化祭「2020こうち総文」書道部門に県代表で参加した作品の展示が始まった。
同スペースは、山形県内の児童、生徒、学生の文化活動の展示スペースとして2017(平成29)年から開放しており、学校の授業や部活動などで制作した作品の展示を行っている。
山形県議会事務局スタッフは「県議会を身近に感じていただくためにギャラリースペースの提供を始めた。主に、定例会の行われる2月、6月、9月、12月に展示を行い、議員や職員のほか、傍聴のために県議会を訪れた方にも好評いただいている」と話す。
会場には、昨年7月~10月に行われた第44回全国高等学校総合文化祭「2020こうち総文」の書道部門に山形県代表として出展した作品5点を展示する。同文化祭が新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となったことから、「高校生の作品を直接見ていただける機会になれば」と県議会の広報・広聴委員会が展示を決めた。昨年9月には、美術・工芸部門の作品展示も行った。
同スタッフは「9月に展示した際も、作品の生の迫力に感動したとの声をいただき好評だった。今回も高校生の皆さんの素晴らしい作品ばかり。入り口正面がギャラリーになっているので、ぜひ気軽に立ち寄っていただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は祝日を除く月曜~金曜=8時30分~17時15分。3月18日まで。