「石黒守水彩画個展 水彩で描く、懐かしい風景と旅の思い出画展」が11月11日、山形県芸文美術館(山形市七日町1・アズ七日町2階)のギャラリー4で始まった。
「石黒守水彩画個展 水彩で描く、懐かしい風景と旅の思い出画展」の様子
山形市出身で、進学を機に上京し現在は茨城県に住む石黒守さんが初めて開催する個展で、これまでに描きためてきた作品約50点を展示する。
石黒さんは「以前から絵が好きで定年を機に独学で始めた。昔の山形や、旅先で出合った風景などを描いている。作品も増えてきたので、山形の方に昔の風景を懐かしんでいただければと思い、山形での個展を企画した」と話す。
大沼山形本店や丸久デパート、梅月堂など、資料を元に記憶を頼りに描いたという昔の山形市七日町周辺の建物や、石黒さんが旅したヨーロッパの風景を描いた作品を展示し、一部の作品は額も手作りしている。
石黒さんは「昔の風景を見て、当時の賑わいを思い出していただければ。たくさんの方に見ていただきたい」と話す。
開催時間は10時~17時(15日は15時まで)。入場無料。今月15日まで。