最上川ふるさと総合公園(寒河江市寒河江山西甲)で10月11日、「夜明けのマルシェ」が行われた。
シンガー・ソングライターやイベントプロデューサーとして活動するkiyo(きよ)さんが代表を務め、2012(平成24)年より活動している「山形を熱くしよう!プロジェクト」が主催。当初は4月29日と6月7日に開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。
イベント名についてkiyoさんは「コロナ禍で気持ちが暗くなっているが、楽しい時間をプロデュースし、暗闇を抜けた先の一筋の光となるようなイベントにしたいと思い名付けた」と説明する。
マルシェには県内のクラフト作家など47店が出店したほか、会場内では地元アーティストによる演奏や、ジャグリング、米菓製造業の「酒田米菓」(酒田市)の「オランダちゃん」や寒河江市の「チェリン」らゆるキャラによる、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の対決なども行われ賑(にぎ)わいを見せた。
乳幼児向け小物の販売や、手形や足形を使ったオリジナル小物のワークショップを行った「おるたな×4690factory」(仙台市)の宮澤ひろみさんは「まだ制限も多い中、販売だけでなくワークショップも行うことができ、たくさんの方に喜んでいただけた。マルシェイベントが、こうして復活してくれてうれしい」と話す。
kiyoさんは「出店してくださった作家さんたちも、みんな笑顔になっていて、この場をつくって本当によかった。第2回は出店数を増やして行う予定。ぜひ、またたくさんの方に来ていただきたい」と話す。
第2回は11月8日に同公園での開催を予定している。